過去の面影がないほどの激ヤセぶりがしばしば話題になる窪田正孝が、4月に「MBS/TBSドラマイズム」枠で放送されるドラマ「滅相も無い」(TBS系)に地上波ドラマとしては1年半ぶりに出演することが発表された。ドラマは、「ドードーが落下する」で「第67回岸田國士戯曲賞」を受賞した脚本家の加藤拓也氏が、連続ドラマで初となる全話脚本・監督に挑戦するもの。演劇と映像の手法を組み合わせて作られるドラマで、窪田は「夢うつつの岡本」役を担当する。

「ドラマは、MBSが公開している資料を見ても全貌がつかめないような難解なストーリーですね。主演は堤真一で、中川大志染谷将太上白石萌歌など主演クラスの俳優が勢ぞろい。巨大な穴を舞台に教祖と信仰する団体の男女の姿が描かれる群像劇のSFようです。中でも窪田が演じる役は、かなり不気味な存在に描かれるとか。番組公式サイトの役柄紹介でも、窪田自身が『清算したい過去、トラウマカルマ、人間の真髄が描かれた群像劇をお楽しみください』と、何とも不穏な雰囲気を醸し出すコメントをしている。ここ最近の激ヤセぶりとリンクするように、ハマり役になるかもしれませんね」(スポーツ紙記者)

 窪田といえば、妻である女優・水川あさみと結婚してから食生活が“仙人っぽい”とまで言われるほど質素なものに変わったこともあってか、本当に健康なのか心配になるほど激ヤセ。今回のドラマ制作においても、公開されているオフショットは相変わらずガリガリな風貌である。

「窪田のインスタで紹介しているオフショットは、ドラマの役作りのためか無造作な短髪をしていて老人のよう。ドラマ公式のXでオフショット動画が公開されたのですが、どこか虚ろな表情で、他の共演者に比べると笑顔もぎこちないように見える。ずっと窪田の動向を追っているファンなら気にならないかもしれませんが、久しぶりのドラマ出演とあって、ファン以外の視聴者が“激変ぶり”に驚くのは間違いないでしょうね」(民放関係者)

 ドラマでどんな演技を見せてくれるのか楽しみなところだが、その一方で、あまりに「個性派俳優」になった窪田に、テレビ関係者たちも戸惑いを隠せないでいるという。

「窪田といえば、端正なルックスでさわやかなイケメンのイメージですが、水川と結婚してからはパッと見ではそう見えなくなっています。となると、ラブストーリーなどで使いづらいのが本音です。また、これまではCMでも人気が高かったですが、この見た目だと企業側も二の足を踏むのでは…。今回のドラマや今年9月に上映予定の映画『Cloud クラウド』もかなり個性的な作品ですし、今後はあまりメジャーなドラマ作品などに出演しないのではないかという話も出ている。それに、妻の水川の影響を多大に受けているんだとすれば、事務所移籍の噂も根強いですからね…。いずれにせよ、かつての窪田からイメージが変わっていることは間違いなく、俳優として出演する作品などもガラリと変えていく可能性が高いです」(前出・民放関係者)

 結婚したことで私生活が安定してブレイクする俳優もいるが、窪田は水川のサポートも受けながら、さらに成長できるか。

(渡邊伸明)

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