京都府立堂本印象美術館は、特別企画展「渡辺信喜 四季の譜 京都府立堂本印象美術館 現代作家展」、同時開催「第7回野外彫刻展」を、会期:2024年3月20日(水・祝)~2024年5月17日(金)にて開催中です。

 

京都府立堂本印象美術館 特別企画展「渡辺信喜 四季の譜」

 

 

会期  :2024年3月20日(水・祝)~2024年5月17日(金)

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日 :月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日休館)

予定を変更する場合があります。

来館前に当館ホームページなどで最新情報を確認してください。

入場料金:一般510(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円

※( )は20名以上の団体料金

※65歳以上の方(要公的証明書)および

障害者手帳をご提示の方(介護者1名含む)は無料

主催  :京都府

京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)

京都新聞

助成  :一般財団法人地域創造

 

芸術の発展に貢献する場として活用してほしいという堂本印象(1891-1975)の想いを受け継ぎ、「京都府立堂本印象美術館 現代作家展」を開催します。

1回目は、優美な色彩による花の絵の画家として知られ、現在、京都の日本画の重鎮として活躍する渡辺信喜(1941-)をとりあげます。

京都の仏画師の家に生まれた渡辺は、京都市立美術大学(現 京都市立芸術大学)卒業後、京都画壇の山口華楊に師事します。

自然との共生を大切にする京都ならではの風土を愛するとともに、師華楊の薫陶を受け日本画材の持つ魅力を再認識し、優美な色彩に裏打ちされた独自の画境を拓きました。

日展を舞台に活躍する傍ら、1984年には所属を越えた東西の日本画家たちによる「横の会」に参加して新しい日本画の在り方を目指して活動し、さらに解散後は、京都の日本画を活性させるため、横の会のメンバーらとともに「NEXT」を結成しました。

こうした創作活動の一方で、京都精華大学で教鞭を執り、後進の育成にも尽力しました。

現在は日展理事、京都日本画家協会理事長をつとめています。

本展では、43歳の時に発表し、日展特選を受賞した「林檎」をはじめ、横の会、NEXTの出品作の他、日展の内閣総理大臣賞受賞作「夏草」など代表作を展示します。

 

出品作品

 

渡辺信喜 「罌粟」 平成6年さくら美術館

渡辺信喜 「夏草」 平成27年さくら美術館

渡辺信喜「チューリップ」 (“うたの原風景”より)平成30年 個人蔵

渡辺信喜「春の小川」(“うたの原風景”より)平成30年 個人蔵

 

関連イベント:作家(渡辺信喜)によるスペシャルギャラリートーク(参加費・申込不要、要入場券)

日時:2024年3月30日(土)14:00~

2024年4月27日(土)14:00~

場所:2階展示室

 

特別展示

 

堂本印象「木華開耶媛」 昭和4年 京都府立堂本印象美術館所蔵

 

【同時開催】第7回野外彫刻展

 

2024年3月20日(水・祝)~2024年5月17日(金)

 

場所:美術館庭園【入場無料】

主催:京都府、京都彫刻家協会、

京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)

助成:一般財団法人地域創造

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