児童小説「くまのプーさん」をホラー映画化した「プー あくまのくまさん」シリーズの製作陣が、新作「プーニバース:モンスターズ・アッセンブル(Poohniverse: Monsters Assemble)」を準備していることがわかった。

リースフレイク=ウォーターフィールド監督、製作の第1作「プー あくまのくまさん」(2023)は、クリストファーロビンに森に置き去りにされ、自ら食料を調達しなければならなくなったプーとピグレットが、残忍な人間狩りを行うさまを描いたスラッシャーホラー。フレイク=ウォーターフィールド監督の製作会社ジャグド・エッジ・プロダクションがプロデュースし、製作費10万ドル(約1400万円)という超低予算ながら、本国イギリスをはじめとする世界各国で予測を上回るヒットを記録した。その続編「プー あくまのくまさん2」は、3月26日に全米公開を控えている。

ハリウッド・レポーターによれば、ジャグド・エッジ・プロダクション製作、フレイク=ウォーターフィールド監督の新作「プーニバース:モンスターズ・アッセンブル(原題)」は、くまのプーさんとピグレットをはじめ、バンビピノキオ眠れる森の美女ピーターパンティンカーベルなど、児童小説で親しまれてきた人気キャラクターが勢揃いするスラッシャーホラーになるとのこと。「プー あくまのくまさん」シリーズよりも潤沢な予算が確保されているという。

フレイク=ウォーターフィールド監督は新作について、「徹底的な惨劇になるだろう。『フレディVSジェイソン』『アベンジャーズ』に非常に刺激を受けた。悪党らが結託してサバイバーたちに襲いかかるホラー映画を作りたいんだ。すごくいいステージセットのアイデアがいくつかあるし、観客が心底ショックを受けるだろう場面もある」と明かしている。「プーニバース:モンスターズ・アッセンブル(原題)」は年内に撮影し、2025年全米公開の予定。

「プー あくまのくまさん」の場面写真 (C)2023 ITN DISTRIBUTION, INC. ALL RIGHTS RESERVED.