アーセナルのサポーター3名が、不適切なチャントを行ったとして3年間の活動禁止命令を受けることとなった。

事件が起こったのは1月7日にエミレーツ・スタジアムで行われたFAカップの3回戦リバプール戦。試合中に当該サポーターたちは悲劇のチャントを行い、公序良俗違反で捕まっていた。

アーセナルはクラブを通じてこの件について声明を発表。厳しい処分を下したことを発表している。

「我々はこの忌まわしい行為を強く非難する。我々は警察と緊密に連携し、迅速な措置が講じられるように勤めており、発令されたサッカー活動の禁止命令を歓迎する」

「我々は悲劇のチャントに対しては、ゼロ・トレランス(不寛容)なアプローチをとっており、そのような行為で有罪とされた者に対しては、常に強力な措置が取られるように努める」

クラブとしても厳しい措置を求めており、当事者の3名は3年間サッカーに関わることができない。

なお、イギリスBBC』によれば、20日にはマンチェスター・ユナイテッドのファンがFAカップ準々決勝のリバプール戦で、同様に悲劇のチャントを行ったとのこと。オールド・トラッフォードで行われた試合で、ホームのサポーターが共有した動画で判明。グレーター・マンチェスター警察が捜査を進めており、リバプール側もビデオで捜査しているとのことだ。