Sustainable Food Asiaは、日本企業と東南アジアのフードテックスタートアップ、「Sustainable Food CAMP 2024」を2月28・29日に開催しました。昨年の倍の規模となる9ヶ国93社170名がマレーシアに集結し、「サステナブルフードの創造と拡大」をメインテーマに対話を重ね、イベントをきっかけに、複数の食にまつわる共創に向けた取り組みもスタートしました。

東南アジアのフードテック企業と日本企業を繋ぎ、サステナブルな食の未来を共に築くために、アライアンス支援を通して事業開発や研究開発を支援するスタートアップSustainable Food Asia株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役CEO:海野 慧 以下SFA)は2024年2月28・29日に「Sustainable Food Camp(以下SFC) 2024」を開催、マレーシアに、昨年の2倍規模となる日本企業と東南アジアのフード/アグリテックスタートアップ9ヶ国93社170名が集結しました。


SFC2024には「サステナブルフードの創造と拡大」をメインテーマに環境改善、健康アクセス、社会的公正をアジェンダとするコンテンツが複数設けられ、SFC開幕に先立ち27日にはパートナーに限定したリジェネラティブ実験農場視察やマレーシア味の素工場の視察にはじまり、SFC開催初日の28日にはパネルディスカッションやラウンドテーブル、企業横断でのビジョン、プロジェクト構想などが行われました。

29日のイベント最終日には、参加者同士が提起するビジョンやイシューを元にチームを組み、プロジェクトのプランを検討、新規事業案コンペティションを経てプロジェクトの事業推進資金が贈呈される3チームが決定しました。コーヒー粕をアップサイクルし、食品や堆肥などへ転換することでサーキュラーの仕組みをつくるプロジェクト、昆虫が食し分解することが可能な生分解性プラスチックの開発を実現するプロジェクト、ファイナンステクノロジー・サプライチェーンを結ぶプラットフォームによって小規模農家を支援するプロジェクト等、様々な食にまつわる共創に向けた取り組みがSFC2024にて起案されました。

また、アクセラレーターである韓国のMYSCならびにトルコのKok Projekt(ククプロジェクト)と、アジアの食課題解決のためのエコシステムモデル構築を目指し、それぞれMOUを締結*いたしました。

SFAは、東南アジア及び日本がワンチームとなり、アジアの、ひいては世界の食糧課題を解決できるムーブメントを起こすべく、開催地をASEAN諸国として、SFCの定期開催を予定しています。

*MOUについては下記プレスリリースをご参照ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000097540.html


■イベント概要

イベント名: Sustainable Food Camp 2024 (略称:SFC2024)

主催: Sustainable Food Asia株式会社

共催: Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd. (リバネスマレーシア

日程: 2024年2月28日・29日

会場: Dewan Seri Melati

住所: Presint 3, 62000 Putrajaya, Malaysia

URL: https://sustainablefood.camp/

X(旧Twitter): https://twitter.com/SusFoodAsia

Facebook: https://www.facebook.com/sustainablefoodasia

参加企業登録数:93社 ※非公開希望の企業は除く

参加者数:170名

参加した国と地域:マレーシアシンガポールインドネシア、タイ、韓国、台湾、カンボジアトルコ、日本

■プログラム内容:

メインテーマサステナブルフードの創造と拡大

<1日目>

・メインパートナー企業紹介ピッチ

・アジアのフードテック、フードインダストリーに精通する5名を迎えて「サステナブルフードの創造と拡大」をテーマにパネルディスカッション

・日本企業・アジアのフードテックスタートアップ40社の提供するサービスや商品が楽しめる試食会

・食に関するキーテーマを設けた、未来創出、課題解決に繋がるラウンドテーブル

 ∟ラウンドテーブル1:テーマ「サステナブルフードをどのように生み出し、世界に広めていくか?」

 ∟ラウンドテーブル2:参加者それぞれがテーマ*を出し合い議論。

*テーマ例

 ・調理済み食品用プラスチック包装の最適な処理について

 ・食の多様性を受け入れ、食における個々人の障壁をどのように取り除いていくか?

 ・ビヨンド・ミートを超えるには?(How to go beyond “Beyond Meat”)

 ・私たちの食をよりマインドフルなものに変えるには?

 ・食糧資源問題を解決するために農業、水産資源の活用をどのように変えていく必要があるか?

 ・サステナブルな食品/食材の認知度を市場で高めるには?

<2日目>

・参加企業の枠を超えたプロジェクト案の構想、ピッチ及び表彰

・アジアの食課題解決のためのエコシステムモデル構築を目指し、MOU締結

※パートナー企業向けに下記プレツアーを2月27日に実施しています。

Impact Circle社が運営する200種類以上の作物を栽培するリジェネラティブ実験農場のKuala Pilah Farm視察

マレーシア味の素工場の視察(ハラルマーケットに関連するインプットを含む)

■イベントの様子詳細

Sustainable Food Asia公式note

下記にて詳細御覧ください。

Day0

https://note.com/sfaofficial/n/n2d1636b52f76

Day1

https://note.com/sfaofficial/n/nda81d34d8032

Day2

https://note.com/sfaofficial/n/n767e70b4779f

■イベントの様子がわかる写真

<1日目>

・パネルディスカッション


アジアのフードテック、フードインダストリーに精通する5名を迎えて実施

・日本企業・アジアのフードテックスタートアップ40社の提供するサービスや商品が楽しめる試食会


実際の商品を前にそれぞれの開発背景などをご説明することで参加者同士の理解が深まりました。

試食会全体の雰囲気

・ラウンドテーブル(全2ラウンド)


参加者一人一人が知識を出し合い、食の未来創造や新たな可能性についてディスカッションする様子

<2日目>

・事業構想ディスカッション&ピッチ


企業の枠を超えて80分のディスカッションをする様子

各チームでピッチ&質疑応答を行う

・アジアの食課題解決のためのエコシステムモデル構築を目指しMOUを締結


左からKok Projekt Semi Hakim氏、Sustainable Food Asia 海野慧、MYSC(Merry Year Social Company) Minwook氏

・表彰にて事業推進資金が贈呈される3プロジェクトが決定


総合1位【PLATINUM PRIZE】チーム「Coffee Health Alliance (CHA) 」

【Sustainable Food PRIZE】チーム「Farm-Collab」

【Sustainable Impact PRIZE】チーム「NAI PLA」

・最後に集合写真


9ヶ国93社170名が集結しワンチームに

■参加企業様

下記企業との共創に関するお問い合わせもSFAでは随時受け付けております。

【メインパートナー企業】

味の素株式会社

・池田糖化工業株式会社

キッコーマン株式会社

・株式会社三菱UFJ銀行

ロート製薬株式会社

【サポーティングパートナー企業】

・Ajinomoto (Malaysia) Berhad

・Japan Tobacco Inc.

MRANTI (Malaysian Research Accelerator for Technology & Innovation)

・Zuspresso (M) Sdn Bhd (ZUS Coffee)

テクノロジーパートナー企業】

・Macrokiosk

【エコシステムパートナー企業】

・Blucycles Pvt Ltd

・Fan Japan Inc.

・Glocalink Singapore

・Hao-Shi Foundation

Impact Circle Sdn. Bhd.

Indonesia Research Institute

・Innovate 360 Pte. Ltd.

・Kok Projekt

MYSC

・PT Klik Eat Indonesia

・TERAJU

【アソシエイト企業】

・エリー株式会社

・株式会社CULTA (CULTA Inc.)

・株式会社Delicious Revolutiom

・株式会社Relie Food

株式会社Sydecas(シデカス)

Ada Biotech Sdn Bhd

・Agrobank Berhad

・Anaquin Sdn Bhd

・Bee Informatica Sdn.Bhd.

・Binsen Greend

・bxoentreprise

・CHIBI SPROUTS

Cocomerry

Damai Agritech

・Entomal Biotech Sdn Bhd

・EYO

・FarmDirect

・FATTASTIC TECHNOLOGIES PTE LTD

FiberStrong Sdn Bhd

・Food waste machine

・FoodIYPhage Co.,Ltd

・Foodlab

・Founders Space Malaysia

・Gamai (M) sdn bhd

Golden Maple Biolab

・Grusonn wellness Sdn Bhd

・Hanamie Gastro Venture

・Herb & Tea Futurology Pte Ltd

・Hydro-Regen Pte. Ltd.

・ImpacFat

Innovation for Technology and Innovation Management, Mahidol University (iNT)

・iWisers

・Kapitani

・KELAVA

・Ken Chan Curry

・Kijani Asia S/B

・Life Origin

・Maypreen Sdn Bhd

・Moonbeam

MUI Robotics Co., Ltd.

・NANKA SDN.BHD

NanoFertech

・Nantara Farm Indonesia

negative12degrees

・Nomatech Sdn Bhd

・Nutriient

・Nutrisanne food

・Palm Fiber Sdn Bhd

・pbfoodtory

・Plant Origin Food Co., Ltd.

・PotentFungi

・PWD Smart FarmAbility

・Qalori

・Qarbotech

・Real Tech Holdings

Safari FNB Sdn Bhd

Sierrabridge Consulting

su-re.co

・Sunway iLabs Ventures

・Taylor's University

・The Elite Inc.

・TSUNAN SAKE BREWERY

・TUG Gelato by The Unusual Greens

・Tunku Abdul Rahman University of Management & Technology

・ULTIMEAT (M) SDN BHD

・UMITRON PTE. LTD.

・Universiti Kebangsaan Malaysia (UKM)

・Universiti Malaysia Sabah (UMS)

・University of Nottingham Malaysia

・Urban Farm Tech Sdn Bhd.

・Viroute INC.

・Vive Culture Sdn Bhd

【会社概要】

「新しい食のスタンダードを創造する」をVisionとし、ビジネスで社会課題解決を目指し新規事業開発・アライアンス支援を行うCarpeDiem株式会社と株式会社リバネスのジョイントベンチャーとして設立。日本や東南アジアの企業と協力し、サステナブルな食材の研究開発・製造・輸入並びにアライアンス支援等を行う。2022年11月には「ジャックフルーツ」から生まれた新食材「フルーツミート」を使ったメニューを日本で初めて開発し、販売開始する。サステナブルな食の研究開発やPR支援を行いながら、虎ノ門に位置する新虎小屋にて様々なサステナブルフードを展開する企業や商品をショーケース「Sustainable Food Museum」として発信。また同所にて様々な最先端の「食」を知り、喫食可能な「サステなおむすび」の運営などを行う。

2023年より、アジアからグローバルのサステナブルフードの創造と拡大を議論するSustainable Food Campを開催。2024年2月開催時にはマレーシアにて9ヵ国113社が集まり、サステナブルフードの概念を広げていくためのプラットフォームを構築している。

社名: Sustainable Food Asia株式会社

(Sustainable Food Asia.Inc)

所在地: 東京都港区西新橋2丁目18-7 UR新虎通りまちづくり事務所 1階

代表者: 代表取締役CEO 海野 慧(うみの さとし

設立年月日: 2022年1月17日

主要株主: CarpeDiem株式会社、株式会社リバネス

URL: https://www.sustainablefoodasia.com/

配信元企業:Sustainable Food Asia株式会社

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