オランダ代表MFシャビシモンズ(20)はパリ・サンジェルマン(PSG)への復帰が既定路線か。

バルセロナカンテラにいた幼少期から将来を嘱望されてきたシャビシモンズ。悪名高き個性派代理人、故ミーノ・ライオラ氏の指示に従って10代半ばでPSGへ移籍した際は不安が広がり、「キャリアに暗雲」とも嘆かれた。

それでも、2022-23シーズンに完全移籍したPSVで公式戦48試合22得点12アシスト。この活躍を受けてPSGに買い戻され、今季はRBライプツィヒレンタル移籍…ブンデスリーガ25試合で7得点&チームトップの11アシストを記録する。

チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16までの全8試合でプレーしたなか、今や市場価値は推定7000万ユーロ(約114億9000万円)。欧州屈指のタレントへと進化を遂げており、ライプツィヒも買い取りを希望していることが報じられる。

だが、オランダ『Voetbal International』によると、PSGは元バルセロナ指揮官でもあるルイス・エンリケ監督がシャビシモンズの“大ファン”。21日のトークイベントで「彼はPSGにとって興味深いオプションとなる。完璧な資質の持ち主だ」などと絶賛…来季呼び戻しの希望を強調した。

フランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の退団が差し迫っているPSGだけに、新たなアンタッチャブルな存在として、ルイス・エンリケ監督はシャビシモンズに惚れ込んでいるようだ。