リヨンの元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(32)にはサウジアラビアから強い関心が寄せられているようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

リヨンでプロキャリアをスタートさせたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。2022年7月にリヨンへと復帰していた。

今シーズンはリーグ・アンで21試合に出場し13ゴールを記録。チームを支える活躍を見せ、衰えは感じさせないパフォーマンスを披露している。

『レキップ』によればラカゼットはクラブ内で最も高いサラリーを受け取っており、1カ月あたり50万ユーロ(約8200万円)とのこと。ただ、現在の活躍を見ればより多くの報酬を手にすべきだとされている。

リヨンとの契約は2025年6月30日までとなっているが、これ以上の報酬は支払えないと見られており、退団リストに名を連ねているという。

そんな中で浮上しているのがサウジアラビアへの移籍だ。今以上のサラリーを手にすることができるのは確実。サウジアラビアでは非常に人気が高く、オファーが舞い込むと見られている。

一方で、リヨンはサラリーを増やせないものの、戦力として手放すのは大きなマイナスに。監督以下、手放したいとは思っていないが、どういった駆け引きが行われるのか注目だ。