<2024年4月20日
長野駅から40分。2千年の歴史を持つ戸隠で、昨年の「旧中社公会堂」に続き、一棟貸の客室「茅葺の家」がオープン。
awai 戸隠は、「風土」「空間」「食」が融合する、分散型オーベルジュ(宿泊施設を備えたレストラン)です。
戸隠神社参拝はもちろん、善光寺や小布施を含む長野観光の新たな滞在拠点になるとともに、ファミリーやインバウンドも含めた多様なニーズに応えます。

「茅葺の家」の予約は、3月22日より開始いたします。
公式サイト https://awai-togakushi.com/
SNS https://www.instagram.com/awai.togakushi/

  • あわいの地、戸隠

 長野駅から車で40分、善光寺から30分。標高1200mの山間部に、茅葺屋根の宿坊が立ち並ぶ集落があります。2000年の歴史を持つ、自然信仰の聖地、戸隠。ひとと自然が共存する、あわい=間の地です。その荘厳な自然は国立公園に指定され、歴史的街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。戸隠神社は全国的に有名で、水の神様である九頭龍神も祀られています。

  • awai 戸隠  風土・空間・食の融合

ひとと自然が調和する戸隠の「風土」

歴史建築を生かした「空間」

湧水と旬の食材を用いた「食」

awai 戸隠は、それらが融合した、分散型オーベルジュです。

 戸隠神社5社のうち、「中社」と「宝光社」の集落にある空き家2棟を、レストラン・ホテル客室(3室)として再生しました。もともとの建築が持つストーリーを丁寧に読み解き、時間とともに刻まれた痕跡を残しつつ、ミニマルでノイズのない空間を目指しました。

1. 旧中社公会堂

2023年4月オープン。戸隠神社中社参道に堂々と建つかつての公民館を、「人々が集う空間」として再生しました。レストランのみのご利用も歓迎いたします。

2. 茅葺の家

2024年4月20日オープン予定。宝光社の集落にひっそりと佇む、かつての農家の家を、「戸隠の暮らしが感じられる空間」として甦らせました。地元の茅葺職人(縄文屋根)とともに、地域内外の人々も参加するワークショップ形式で、茅葺屋根を再生し、新たな「結※」の模索を行いました。

※結:田植えや屋根の葺き替えなどの費用や労働を、地域社会で補い合う相互扶助の仕組み。

 レストラン(旧中社公会堂)では、「戸隠の湧水」を軸に、地元野菜や信州食材を用いた、オリジナルフレンチをご提供します。

 戸隠信仰の起源となった、清らかな湧水。標高1200mを超える山々が生み出す水は、クセがなく、とても柔らかく、あらゆる素材の可能性を引き出します。そして、寒暖差の大きい環境で育った生命力溢れる戸隠野菜、川魚・ジビエなどの厳選された信州の素材。素材そのものの美味しさを味わっていただけるよう、要素を削ぎ落とし、丁寧にシンプルに。心身に優しいお料理に仕立てます。

 フランスで修行し、東京のミシュラン1つ星レストランで腕を磨いたシェフが、日々素材と向き合い、腕を振るいます。また、入手が難しい長野ワインや日本酒のペアリングもお楽しみ頂けます。

シェフ:藤元 裕希(ふじもと ゆうき

辻調理専門学校を卒業後、渡仏し、リヨンにあるレストランで修行。帰国後は、東京日本橋にあるミシュラン1つ星のLa Paixに4年間勤め、その後、長野市内に「DINING Iris」を開業。

https://dining-iris.com/

監修:小川 智寛(おがわ ともひろ)

箱根のAuberge AU MIRADORで3年間修行し、京都のフレンチを経て渡仏。3年間の経験を積み、帰国。現在は東京のAile Blanche、地元福井のLULLを経営しながら、複数の地方で食を起点とした地域活性化をサポート。

https://tomohiro-ogawa.jp/

  • あわいの地で、心身をひらく

 awai 戸隠は、ここにしかない資源に光をあて、新たな視点で丁寧に読み解き、要素を極限まで削ぎ落とすことで、素材そのものが持つ本来的な魅力を引き出します。そして、お客様が心身をひらき、「戸隠」を感じられる環境をととのえます。

  • awai 戸隠 施設概要

茅葺の家

旧中社公会堂

(1F:レストラン)

(2F:ホテル)

  • 株式会社awai

 戸隠は全国的に名の知れた観光地ですが、空き家の増加や若者の減少が社会課題となっています。株式会社awaiは、地域内外の事業者・個人が参画し、空き家となった歴史建築を活用し、歴史的景観を守りながら、戸隠の風土に根ざしたつづく営みをつくる会社です。

配信元企業:株式会社awai

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