指原莉乃さんがプロデュースを手掛けるアイドルグループ、≠ME(ノットイコールミー、通称ノイミー)が、今年結成5周年を迎えた。3月20日には1stアルバム「Springtime In You」が発売、リード曲「ラストチャンス、ラストダンス」を始め、2021年にリリースしたメジャー1stシングル「君はこの夏、恋をする」から最新シングル「アンチコンフィチュール」までの全8作のシングル表題曲8曲に加え、デビューミニアルバム「超特急 ≠ME行き」のリード曲「秘密インシデント」も収録される。河口夏音さん、櫻井ももさん、菅波美玲さん、鈴木瞳美さん、谷崎早耶さん、本田珠由記さんに5周年を迎えた今の想い、そして1stアルバムについて話を聞いた。
【写真】1st アルバムを発売する≠MEの河口夏音・櫻井もも・菅波美玲・鈴木瞳美・谷崎早耶・本田珠由記に話を聞いた
■「ノイミーの成長を感じていただけたらなと思います」鈴木瞳美
――結成5周年そして1stアルバム「Springtime In You」の発売おめでとうございます。発売が決まったときのお気持ちを聞かせてください。
【菅波美玲】結成5周年を迎えて決まった1stアルバムだったのですごくうれしかったですし、「ラストチャンス、ラストダンス」というリード曲が“王道の青春”という感じでとてもノイミーにぴったりの楽曲で、このアルバムを大切にしていきたいなって思いました。
【鈴木瞳美】デビューミニアルバムを出したタイミングも春で、今回1stアルバムを出させていただくのも春、しかも春にちなんだタイトルになっています。ノイミーの成長を感じていただけたらなと思いますし、これまでいろいろなジャンルの楽曲に挑戦してきたので、変化とともに楽しんでいただける作品になっているんじゃないかなって思います。
【本田珠由記】青春感を感じていただけて、かわいい、かっこいい、いろいろなノイミーを楽しめる特別なアルバムを発売させていただくことができてとてもうれしいです。
【櫻井もも】さまざまなテーマの楽曲をやらせていただいているので、色とりどりなアルバムになってすごくうれしいなと思います。
【河口夏音】収録曲もたくさんありますし、日本武道館のライブ映像やメイキングなど特典もあって、この1枚でいろいろなノイミーのことをすべて知ることができる素晴らしいアルバムになっています。
【谷崎早耶】「Springtime In You」というアルバムタイトルに“君の中の青春”という意味が込められているので、このアルバムを手に取っていただいて聴いて皆さんが青春を感じていただけたらうれしいなって思います。ミニアルバムのときもジャケット写真で着用させていただいた衣装が制服だったのですが、1stアルバムでもこうしてジャケット写真で制服を着させていただけたのがすごくエモーショナルでした。5年間のノイミーの歴史を感じてほしいと思います。
――5年間出してきた素晴らしい曲が入ってますから、これはもうファンにはたまらないですね。リード曲「ラストチャンス、ラストダンス」を初めて聴いたときの印象はいかがでしたか。
【菅波美玲】「ラストチャンス、ラストダンス」っていうタイトルを初めて見たときに、最初はダンス楽曲かなって思ったんです。でも楽曲を聴いてみたらすごいアップテンポで、しかも疾走感あふれていて、何回でも聴きたくなるような学生ソングっぽいさわやかな曲だなと感じました。みなさんの感情に何かがささったらいいなと思います。
【鈴木瞳美】ノイミーといえば青春＆疾走感あふれるさわやかな楽曲のイメージを持つ方も多いと思うのですが、今まで5年間でいろいろなジャンルの楽曲に挑戦してきた私たちだからこそ、この楽曲を成長した私たちとして大人っぽく歌えていると思います。今回はミュージックビデオでも少し大人っぽい感じをイメージしてリップシーンを撮影していただいたので、青春感はあるけど今のこの5周年を迎えた私たちにぴったりな楽曲だなってすごく思いました。
【本田珠由記】せつない片思いの曲をこんなにさわやかに歌えるのはノイミーのよさだとすごく思います。ノイミーの魅力がとても詰まっている曲です。
【櫻井もも】キラキラした曲調にせつない歌詞なのですが、メンバーがかわいく笑顔で歌うところにアイドルのよさがあるのかなと思って。それはノイミーの強みだなと思うので、この楽曲を結成5年がたった今、歌えることがすごくうれしいなって思います。
【河口夏音】切なくて、アップテンポの楽曲がとても大好きなんです。なので、最初にこの楽曲を聴いたときは、“来た！”って思いました。皆さんがノリやすい楽曲だと思います。
【谷崎早耶】この曲を初めて聴いたときに、“とても好き”と率直な感想として思いました。アイドルらしい疾走感のあるメロディーですが歌詞を見たら本当に切なくて。主人公の男性が思う君に対する気持ちがたくさん感じられるので、ミュージックビデオもたくさん見て聴いて、いろいろな想像を皆さんの中で膨らませていただけたらうれしいなって思います。
■「1stアルバムはノイミーの5年間の集大成と6年目の始まり」谷崎早耶
――「ラストチャンス、ラストダンス」のミュージックビデオを撮影したときの裏話や印象的だったことを教えてください。
【菅波美玲】プールの中で踊ったことが初めてだったのですが、プールの底がすごく冷たかったです。でも踊っているうちにその冷たさも忘れて、空き時間にスタッフさんがストーブや毛布を持ってきてくださったので、とても温かい現場でした。
【鈴木瞳美】今回1人ずつ、主人公の男性とちらっと目が合うようなシーンを撮影したのですが、メンバーの撮影風景を見ながらみんなで”かわいい！”と言っていたのをとても覚えていて、制服を着た青春感溢れるミュージックビデオもすごく久々だったので、みんないつまでも制服が似合っているなと思いました。
【本田珠由記】明るいアップテンポの曲で、1人ずつ歌詞に合わせて口を動かすリップシーンがあるのですが、あまり笑顔の表情はしないということが今までなかなかなくて、アップテンポの曲で切ない表情をするのはこの曲が初めてだったので、新鮮な気持ちになりました。
【櫻井もも】私はイメージシーンを図書室で撮影したのですが、学生時代に図書委員をしていたので、そのシーンに選ばれてすごくうれしい気持ちになれました。
【河口夏音】ダンスシーンのプールでは、日向の当たる場所は温かかったので、撮影が終わってみんなで「暖かいね」と言いながら日向の当たる場所にワーッと集まった覚えがあります。
【谷崎早耶】教室で撮影するシーンもけっこうあって、すごく印象に残っているのが、萌ちゃん(蟹沢萌子)が英語の教科書を読んでいるシーン。声は使われていないのですが、実はお好み焼きを作ろうというようなページをずっと一生懸命読んでいたんです。それがおちゃめでかわいいなと、私は笑いに耐えることが必死だったのをよく覚えています。
――最後にファンにメッセージをお願いします。
【菅波美玲】いつも応援ありがとうございます。1stアルバムはとてもいい楽曲が詰まっていて、ノイミーの歴史を振り返られると思うのでたくさん聴いてください！これからもよろしくお願いします。
【鈴木瞳美】このアルバムを通して自分の推しメンの好きなポイントをたくさん見つけてもっともっと好きになっていただけたらと思いますし、これからも私たちと一緒に青春を作っていきたいって思っていただけたらなと思います。
【本田珠由記】あらためてこの1曲1曲の皆さんの意識のポイントや、好きな歌詞などを噛みしめていただきたいなと思います。
【櫻井もも】アルバムを聴いてたくさん元気を出してもらえたらなと思います。6年目もよろしきゅんです。
【河口夏音】L･O･V･E LOVEです(笑)。アルバムをたくさん聴いていただけたらうれしいです。
【谷崎早耶】1stアルバムはノイミーの5年間の集大成と6年目の始まりなので、このアルバムとともに6年目も皆さんと一緒に駆け抜けていけたらいいなと思います。ぜひたくさん聴いて、もっとノイミーのことを好きになってください！
撮影・取材・文＝野木原晃一
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