大きな注目を集める一戦となりそうだ。

アーセナルは18日、女子チームが5月24日に「グローバル・フットボールウィークメルボルン」の一環として、オーストラリアで親善試合を行うことを発表した。

会場はオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも使用された、メルボルンマーベル・スタジアム。対戦相手はAリーグ・ウィメンのオールスターチームとなる。

アーセナル女子がオーストラリアプレーするのはこれが初めて。チームにはオーストラリア女子代表にも名を連ねる、ステフ・キャトリー、ケイトリン・フォード、カイラ・クーニー=クロスが所属している。

同試合の前には先立ってAリーグ・メンのオールスターチームと、プレミアリーグニューカッスル・ユナイテッドが対戦。また、22日にはトッテナムニューカッスルメルボルンクリケット・グラウンド(MCG)で試合を行う。

アーセナルの女子チームは、2月17日に行われたFA女子スーパーリーグ第14節で、リーグ記録を更新する6万160人を集客。翌3月3日の第15節でも6万50人の入場者数を記録するなど、イングランドで圧倒的な集客力を誇る。

また、マチルダスの愛称で知られるオーストラリア女子代表も、2023年女子W杯で記録的な入場者を集めたほか、5月31日6月3日に行われる中国女子代表との国際親善試合のチケットは、先行販売分がいずれも即完売。

前者は5万3000人収容のアデレード・オーバル、後者は8万人収容のアコー・スタジアムで行われるが、『Forbes』は「マチルダスは中国との親善試合で13試合連続ホーム試合満員御礼となる見込み」と伝えている。

女子サッカー熱の高まりが続くオーストラリア。「グローバル・フットボールウィークメルボルン」にはどれほどの観客が集まるだろうか。