スギやヒノキなどの花粉が原因となり、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こす花粉症

医学が発達した現代でも多くの人がつらい症状に悩まされているでしょう。

そんな花粉症は、掃除で予防できることを知っていますか。

室内の花粉の掃除をすれば症状が楽になるかもしれません。

掃除でできる花粉対策

家事代行やエアコン掃除など、生活関連の予約サービスを行う『くらしのマーケット』のInstagramアカウントは、花粉を室内に持ち込ませない予防方法・掃除方法を紹介しています。

こちらの投稿をご覧ください。

※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。

同アカウントによると室内に入ってくる花粉は、1日に約2300万個とのこと。

そのうちの約60%は扉や窓、家にあるわずかなすき間から入り、残りの約40%は衣類や洗濯物、外干しの布団に付いて入ってくるといいます。

花粉を室内に持ち込まない方法として、帰宅時は玄関先で衣類や髪を払い、家に入る前にできるだけ落としてください。

玄関先に入ったら花粉を部屋に入れないために上着を脱ぎ、玄関に掛けておきましょう。

花粉の多い日は、帰宅後、上着に粘着カーペットクリーナーをかける習慣を付けるといいですよ。

室内に入ってしまった花粉を掃除する方法

同アカウントでは、室内に入り込んだ花粉の掃除に関して、6つのポイントが紹介されていました。

玄関の床

玄関の床は花粉がたまる箇所の1つ。

そのままホウキで掃くと床の花粉が舞ってしまうので、水拭きで掃除するのがポイントです。

汚れが多い場合は新聞紙を水で濡らし、絞ったものをちぎって撒いてからホウキで掃きましょう。

部屋の床

外で花粉を払っても、部屋まで持ち込んでしまうこともあるはず。

掃除をする際には、玄関同様に水拭きから行いましょう。

濡れ雑巾やウェットシートを使い、床の花粉を取ってから掃除機をかけてください。

クイックルの写真

※写真はイメージ

脱衣所

脱衣所は手を洗ったり衣類を脱いだりするため、花粉がたまりやすい場所の1つです。

掃除をする際には、床はウェットシートか濡れ雑巾などを使って、水拭きで掃除をしてください。

バスマットは定期的に粘着カーペットクリーナーをかけ、こまめに洗濯しましょう。

換気扇は不織布のフィルターを回りに取り付け、定期的に取り換えてください。

カーテン

カーテンは、窓を開けた時に花粉が付着する箇所です。

そのため、換気時はレースカーテンを閉め、窓を10㎝くらい開けるにとどめてください。

また換気前には、カーテンに花粉ガードスプレーをしておくと花粉が付きにくくなります。

換気後はカーテンに粘着カーペットクリーナーを掛けて花粉を取りましょう。

電気製品

テレビやパソコンなどは静電気で花粉を引き寄せます。

外側はマイクロファイバークロスや不繊布で拭いてください。

液晶画面は、化学薬品が使われていない柔らかい布で拭き取りましょう。

エアコンや空気清浄機

エアコンや空気清浄機は、空気と一緒に花粉も取り込み、フィルターを通して空気を送り出しています。

そのため、フィルターは2週間に1回を目安に掃除をするとよいそうです。

花粉の飛散量は3~4月がピークといわれており、花粉症に苦しんでいる人は多いでしょう。

花粉対策として、花粉の掃除や予防を実践してみてはいかがでしょうか!


[文・構成/grape編集部]

出典
curama.jp
※写真はイメージ