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(写真:時事通信

違法賭博の疑いでドジャースを解雇された水原一平氏(39)。エンゼルス時代から大谷翔平(29)の専属通訳として公私ともに歩んできたが、韓国での開幕リーグを境に急転直下の事態となった。

米スポーツ専門局「ESPN」などは、水原氏がカリフォルニア州では違法とされているスポーツ賭博に関与したと報じた。これらの問題は、連邦捜査当局がブックメーカーを運営するマシューボウヤー氏の捜査を進める過程で発覚。水原氏が違法賭博で作った借金に相当する450万ドル(約6億8000万円)が、大谷の口座からブックメーカー側に送金されていたという。

さらに衝撃的だったのは、水原氏がギャンブル依存症だったことだろう。この事実は「ESPN」のインタビューで打ち明けられ、20日の試合後にはロッカールームで選手たちにも告白。「全て自分の責任」と謝罪したという。

事件の詳細が明るみになるにつれ、大谷だけでなく水原氏の妻にも心配の声が相次いでいる。

韓国に出発する直前の15日、Instagramのストーリーズで妻・真美子さん(27)を初披露した大谷。そこには、笑顔を浮かべる水原夫妻の姿も収められていた。翌16日夜に開催されたドジャースのディナー会では、水原氏も妻を伴って参加。この時の様子を球団専属カメラマンであるジョン・スーホー氏がInstagramにアップしており、私服姿の水原夫妻が仲睦まじく寄り添う2ショットもあった。

20日の開幕戦でも真美子さんと水原氏の妻が並んで観戦する姿が現地カメラに何度も抜かれ、注目を集めていた。しかし水原氏が違法賭博の疑いで解雇されると、21日の試合に水原夫妻が姿を現すことはなかった。

水原夫妻が現在どのように過ごしているかは不明だが、水原氏のInstagramには今もなお書き込みが増えている。そのいっぽうで、妻のアカウントには“変化”もあったようで……。

「水原さんが最後にInstagramを更新したのは、昨年12月14日。ですが違法賭博の疑いが報じられると、この投稿へのコメントが一気に急増。解雇騒動に対する批判の声や励ます声などが寄せられており、すでに3000件にまで達しています(22日18時現在)。いっぽう水原さんがプロフィール欄で紹介している“愛犬アカウント”は、コメント欄が閉鎖されていたのです。

このアカウントは水原さんの奥様が管理しているようで、愛犬のチワワフレンチブルドッグの写真が投稿されてきました。ですが最新投稿には、《はやく大谷のフォロー外してください》《大谷さんからお金取ったって本当なんですか?》と厳しい書き込みも。おそらくこうした批判コメントが寄せられてから、コメント欄を閉鎖したものだと思われます」(WEBメディア記者)

妻の素顔が公開された直後に解雇となった水原氏。現在の胸中はいかにーー。