アジア系無視と話題になっているロバートダウニー・Jr.だが、昨年、遺書を書くほどの大けがを負ったジェレミー・レナーはICU入院中、『アベンジャーズ』シリーズで共演したロバート定期的にビデオ通話をし、励まされたことを明かした。

【画像】ジェレミー・レナー、自分の足で歩いてプレミアに参加 全身30ヵ所以上骨折の事故から4ヵ月

 ジェレミーは2023年1月1日に、ネバダ州のタホ湖近くの自宅付近で自身の所有する約7トンの重機で除雪作業を行っていた際、自分の除雪車に轢かれ、近くの病院に緊急搬送された。轢かれそうになった甥を助けるために、事故にあったとされる。胸部に鈍的外傷を負ったほか30ヵ所以上を骨折するなどし、2度の手術を受けたのち、ICUで治療を受けた。

 この度ジェレミーはPeopleのインタビューで、「(入院中)僕らはFaceTimeで本当によく話すようになった。まるでデートでもしているかのようにね」とコメント。「彼は、『おい、どう見えるかが一番重要だ。格好良いことが一番重要なんだよ。君がどう感じてるかなんてどうでも良い』とか言うんだ」と振り返った。当時彼は「異次元の痛み」に苦しんでいたが、ジョークで気を紛らわせてくれたそうだ。

 また、ロバートと妻のスーザンジェレミーの主演するドラマ『メイヤー・オブ・キングスタウン』の大ファンだといい、早く退院して撮影に戻るよう彼ならではの言い方で、プッシュしてくれたという。ジェレミーは「『メイヤー・オブ・キングスタウン』に戻れよ、何が起きるか気になるじゃないか、と言われた」と笑顔で話し、「彼のそうした励まし方には、本当に心が温かくなった」と続けている。

 一時は遺書を書くほどのケガを負ったジェレミーだが、この後驚異の回復を見せ、昨年4月には自身の出演するDisney+のドキュメンタリーシリーズ『Rennervations(原題)』のプレミアに、自ら歩いて参加。今年1月には見事、『メイヤー・オブ・キングスタウン』の撮影に復帰している。

ジェレミー・レナー (C)AFLO