日本サッカー協会(JFA)は22日、アジアサッカー連盟(AFC)の北朝鮮代表戦の中止発表受け、声明を発表した。

AFCは22日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選の北朝鮮代表vs日本代表に関して予定通りは行われないことを発表した。

21日、国立競技場で2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3節の日本vs北朝鮮が行われ、1-0で日本が勝利。26日には平壌での試合が予定されていたが、突如として北朝鮮側が開催不可を申し出ていた。

試合まで5日しかない中での発表に、JFAの田嶋幸三会長も事実として認め、試合のハーフタイムには日本での開催ができないかという打診を受けたとコメント。ただ、滞在許可の観点からも22日までしか認められおらず、両国が調整が付く関係性ではないことも踏まえて、日本開催は不可能としていた。

JFAは、22日の中止発表を受け、声明を発表。日本代表ん活動も22日を持って終了することも発表した。

森保一監督は、JFAを通じてコメントしている。

「昨日の試合において気になった点や改善点を修正する機会がなくなったことと、次の試合でより多くの選手を起用できなくなったことは残念に思います」

「また今回、所属クラブでタフなシーズンを送っている中、招集に応じてくれた選手たちが厳しい状況の中でも常にポジティブな姿勢をもって活動に臨んでくれたことに感謝しています」

「日本代表の活動は今後も続きますし、これまでの積み上げをベースにチームとしてさらなる向上を目指します」