U-23日本代表は22日、国際親善試合でU-23マリ代表と対戦し、1対3で敗れた。

 日本は開始2分に平河悠のゴールで先制するも、その後3失点を喫し悔しい逆転負けとなった。センターバックの一角としてフル出場した西尾隆矢は「自分たちのミスで失点したことは改善しないといけないと思います。ボールを持てていたし余裕がありながらも、自分たちのミスから崩れてしまったことは、今後しっかりと改善しないといけない」と修正を誓った。

 大岩ジャパンにとっては初の対アフリカ勢。予選を勝ち抜き、すでにパリ五輪出場を決めているマリに力の差を見せつけられる一戦となってしまった。「足が伸びてきたり、身体能力の差を痛感しました。ただ、そこで逃げていては絶対にダメ」と西尾。「アジア予選前にできたことをポジティブに捉えて、また同じ結果にならないように改善していきたい」と前を向いた。

 4月にはパリ五輪出場をかけたU-23アジアカップが始まる。8大会連続の五輪出場を目指す日本はグループステージで韓国、アラブ首長国連邦UAE)、中国と対戦し、上位3カ国に入ると五輪出場権を獲得する。西尾は「守り切ることを求められているので、失点しないディフェンスラインになりたい」と決意を新たにした。

 次戦は25日(月)19時15分〜、国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦する。

[写真]=金田慎平