焼く、煮る、揚げる…。じゃがいもはどんな調理法でも美味しく食べられる。全国で栽培されるじゃがいもだが、北海道の生産量は日本全体の約8割を占めると言われている。

ネット上では、北海道にある巨大なじゃがいものオブジェが話題を呼んで…。

【関連記事】北海道の水族館、ボタンに書かれた“10文字”に衝撃 「連打したくなる」興味示す人続出

 
画像をもっと見る

■北海道で見かけたじゃがいも、二度見する

ことの発端は、1月に投稿されたあるXユーザーのポスト。内容としては、北海道七飯町に巨大なじゃがいものオブジェがあるというもの。

北海道いも

拡散された写真を見ると、皮が付いたじゃがいもが街灯にめり込んだ思わず二度見してしまう光景が…。オブジェの下には、「男爵いも発祥の地」という文字が記載されている。

男爵いもは日本で最も収穫量が多いポピュラーな存在だが、その歴史は古く、1908年(明治41年)に函館の川田龍吉男爵がイギリスから種いもを購入して広がったのが始まり。「川田男爵」にちなんで「男爵いも」と名付けられたのだ。

調べたところ、件のオブジェ函館駅から車で40分ほどの七飯町道の駅隣りにある「THE DANSHAKU LOUNGE(男爵ラウンジ)」にあることが判明。

 

関連記事:コンビニで渡されたお釣り千円、財布に入れてギョッとした 「偽札」疑うネット民続出

■「合成かと思った」脳がバグる人続出

空から降ったじゃがいもが街灯に突き刺さったかのようなオブジェは、ネット上で話題に。

メテオポテトって本当にあったんだ」「実際にあるんだろうけれど、脳がクソコラとして処理しようとするw」「角度的に空から襲来している?」「合成かと思って色々見たけど合成じゃなかった」など、衝撃を受ける人が続出。

なぜ、巨大なじゃがいものオブジェを作ったのだろうか。「THE DANSHAKU LOUNGE」を運営する株式会社DANSHAKU LOUNGEに取材を敢行。

その結果、何とも“ホクホク”なエピソードが明らかになったのだ…。

関連記事:宇垣美里、胸元ザックリドレス姿披露 美バストあらわ「スタイル良すぎ」

■気になるオブジェ爆誕の経緯は…

オブジェを作った経緯に関して、株式会社 DANSHAKU LOUNGEの広報担当者は、「この建物が何の施設かを海外の方を含めた皆様に一目でお伝えできるランドマークとして作られました。函館へ行き来する道路からも見えるため、通る方が気にかけて立寄ってくれたり、SNSなどでも話題となる、アイキャッチとしての要素が大きいオブジェです」と説明する。

北海道いも

Xで大きな話題になったことについて話題を振ると、広報担当者からは「当施設は少し硬い印象を与えやすいこともあり、お客様によりポップに、身近に感じていただきたい思いもあったので、Xで注目いただいていることはありがたく嬉しいです」という笑顔のコメントが寄せられた。

 

関連記事:ローソンから話題の「パンスイス」が新登場 口の中でほろりとほどける感覚がたまらない

■珍しい男爵いも料理も…

「THE DANSHAKU LOUNGE」は2019年にオープン。オブジェで注目を集めたが、どんな施設なのか。

こちらの質問に関して、広報担当者は、「男爵いもの生みの親『川田龍吉男爵』の功績を伝えるミュージアムを併設した複合商業施設になっており、近代農業の歴史や誰もが知る『男爵いも』の名前の由来を興味深く知ることができます」「館内には薪式グリル料理が自慢のレストランや、ここでしか味わえない男爵いもメニューが揃うテイクアウトコーナー、食品や生活雑貨、ギフトやワインなど函館や道内外のものを独自セレクトしたショップがあり、観る・学ぶ・食べる・買う・寛ぐが一挙に楽しめます」と説明する。

暖かくなり観光やレジャーに繰り出す人も多いことだろう。北海道を訪れた際は、ぜひ男爵いも発祥の地に立ち寄ってほしい。

【施設詳細】

男爵いも

『THE DANSHAKU LOUNGE』

北海道亀田郡七飯町峠下379-3 (七飯町道の駅「なないろ・ななえ」隣)※営業時間等は公式ホームページ

 

関連記事:大谷翔平、妻らしき女性との爽やかすぎる2ショットが話題 高身長カップルで「もはやNIKEの広告」

■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

現在は、『不適切にもほどがある!』(TBS系)の展開を注視する日々。

北海道の巨大じゃがいもオブジェ、一瞬脳がバグりかけるが… 開発秘話に思わずほっこり