バイエルンのウリ・へーネス名誉会長が、レヴァークーゼンシャビ・アロンソ監督を招へいしようとする動きを認めた。22日、ドイツメディア『ran』が報じている。

 今季でレヴァークーゼン指揮2年目を迎えるX・アロンソ監督は、同クラブで公式戦38試合無敗と圧倒的な成績を残している。ブンデスリーガでも、2位のバイエルンに勝ち点「10」差と大差をつけて堂々の首位に立っている。

 レヴァークーゼンの快進撃によってリーグ12連覇が絶望的となっているバイエルンは、そのレヴァークーゼンからX・アロンソ監督を引き抜こうと画策している。へーネス名誉会長は「彼はビッグクラブを指揮できることを証明した」とコメント。「リヴァプールレアル・マドリード、そしてバイエルンのようなクラブが動いている」と、自クラブが42歳の若手指揮官の招へいに動く可能性を認めた。

 現役時代、X・アロンソ監督は2014年から2017年にかけてバイエルンプレー。同クラブで現役を引退している。果たして、来季のバイエルンのベンチにはOBのX・アロンソ監督が座っているのだろうか。

現在はレヴァークーゼンを率いているシャビ・アロンソ監督 [写真]=Getty Images