機動戦士ガンダム』シリーズを題材とする長編VR体験アニメ『機動戦士ガンダム:銀灰(ぎんかい)の幻影(げんえい)』より、ティザーPVとキーアートが公開された。さらに、物語の舞台が「宇宙世紀0096年」となることが明らかになった。

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ガンダムシリーズ」は、1979年のTVアニメ『機動戦士ガンダム』放映開始以降、40年以上にわたりサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)が制作する映像作品を中心に、プラモデル家庭用ゲーム、ネットワークコンテンツ、映像音楽パッケージなどの商品・サービスが幅広い年齢層に支持されてきた。

1980年に発売が開始された代表商品のひとつである「ガンプラ」(ガンダムのプラスチックモデル)は、ガンプラリアルシリーズとSDシリーズとの累計出荷数が、2023年3月期末時点で7億6,111万個以上を販売するヒット商品となり、近年ではアジアを中心に北米、欧州など海外の販売シェアを拡大している。その他にも家庭用ゲーム、ネットワークコンテンツ、業務用ゲームなど幅広く展開しており、昨今では国内だけでなくアジアや北米をはじめとした全世界展開や、サステナブル活動への取り組みも推進している。


機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』は、VR映画として新たな方法でファンにガンダム世界へ没入する機会を提供し、これまでにないインタラクティブなストーリーへと誘う映像作品となる。多数のVR作品生み出したAtlas V社と共同制作され、Astrea社がディストビュートを行い、Meta社のVRヘッドセット・Meta Questにて展開される予定だ。

これまでストーリーや時代設定など、一切の情報が伏せられていた本作だが、このたび公開されたPVにおいて、物語の舞台が「U.C.0096」であることが明らかになった。宇宙空間での戦闘シーンではファンにはなじみ深いモビルスーツの姿も映っているほか、パイロットキャラクターたちも登場し、物語にどのようにかかわってくるのか期待が高まる。


同時にお披露目となった本作のキーアートでは、ティザーPVのラストに登場した謎の新モビルスーツと主人公と思しき人物が対になっている。本作が生み出す、「宇宙世紀」への没入体験を想起させるものになった。『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』の今後のさらなる続報に注目だ。


機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』
(英題『MOBILE SUIT GUNDAM: Silver Phantom』)
企画サンライズ
配給アストレア
原作:矢立肇 富野由悠季機動戦士ガンダム”より
監督鈴木健
脚本:関西リョウ
キャラクターデザイン:ことぶきつかさ
メカニカルデザイン:明貴美加
音楽:池田善哉
音響監督:藤野貞義
インタラクティブデザイナー:Ferdinand Dervieux
テクニカルアーティストディレクター:Gaël Chaize
CGアニメーションディレクター:山本直
制作アトラスV バンダイナムコフィルムワークス

【プラットフォーム】
Meta Quest
(C)創通・サンライズ

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『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』キーアート(C)創通・サンライズ