テレビアニメ「トリリオンゲーム」の追加キャストが、開催中の「AnimeJapan 2024」KADOKAWAブースのスペシャルステージで発表され、M・A・O東地宏樹田中有紀の出演が明らかとなった。放送開始時期は10月に決定し、キャラクターボイス収録の第1弾PV、スタッフなども公開されている。

同作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館刊)で連載中の稲垣理一郎(原作)、池上遼一(作画)による起業サバイバル漫画が原作。ビジネスの才覚を持つ天性の人たらし・天王寺陽(ハル/CV:大塚剛央)と、パソコンオタクで人見知りながらハルにプログラミング能力を買われた平学(ガク/石毛翔弥)が、ゼロから起業し、1兆ドル稼ぐことを目指して現代のビジネスシーンを駆け上がっていく。2023年7月には「Snow man」の目黒蓮がハル役、佐野勇斗がガク役で実写ドラマ化もされた。

M・A・Oは巨大IT企業ドラゴンバンク才色兼備な社長令嬢で、周囲からは「桐姫」と呼ばれ恐れられている黒龍キリカ、東地は祁答院ベンチャーキャピタルの社長で、人間や物事の本質を見抜く力に長ける敏腕投資家の祁答院一輝(けどういん・かずき)、田中はハルとガクが立ち上げた株式会社トリリオンゲームに入社することになる大学生で、真面目かつ堅物な高橋凜々(たかはし・りんりん)を演じる。

スタッフは、「AIの遺電子」の佐藤雄三監督のもと、シリーズ構成の金月龍之介、キャラクターデザインの土屋圭が再びタッグを組む。音楽は「【推しの子】」の伊賀拓郎が担当する。

キービジュアルも公開され、紙幣が舞う部屋でハル、ガクとともに、ふたりのライバル会社であるドラゴンバンクの社長令嬢キリカの姿を描いたものとなっている。

追加キャストのM・A・O、東地、田中、佐藤監督からのコメント全文は以下のとおり。

M・A・O(黑龍キリカ役)】

テレビアニメ「トリリオンゲーム」に黒龍キリカ役で参加させていただきます、M・A・Oです。
桐姫さんは格好良さと可愛らしさを兼ね備えた、とても魅力的なキャラクターだと感じています。
ハルさんに負けないぐらい己の欲望に忠実で、欲しいものは絶対に手に入れる!と語りかけてくるようなキラキラした瞳が印象的でした。
原作の壮大なスケールで展開する物語がアニメではどのように描かれるのか、ぜひ放送開始を楽しみにしていただければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願いします!

東地宏樹(祁答院一輝役)】

オーディションを受ける時に、これはやりたいなあと強く思いました。
決まった時は、それは嬉しかったです!
ハルとガクを中心に、ダイナミックな物語が展開していきます!
とっても痛快で、熱く、そして面白い。
アニメ「トリリオンゲーム」、そして祁答院の活躍もお見逃しなく!お楽しみに!

田中有紀(高橋凜々役)】

高橋凜々ちゃんの声を務めさせていただきます、田中有紀です。
トリリオンゲーム」の、目が離せない展開も個性豊かな仲間たちもとても魅力的で、一員として携わらせていただけることを知ったときは本当に嬉しかったです……!
彼女らしい素敵なところを大切に、誠心誠意演じます。
これからどんな景色が見られるのか、みなさんも一緒に体感していただきたいです!
何卒よろしくお願いいたします!

【佐藤雄三(監督)】
トリリオンゲーム」この作品は若者たちのドリームゲーム。
一言で言うと簡単なんですが、原作を読んだ時点で展開の速さや情報量の多さを本当にアニメで描ききれるのだろうかと不安に思いつつの作業インでした。
先日、実写化したドラマも好評でしたがアニメも作業していくにつれテンポの良さや役者さんの芝居にリズムが出てきてスタッフ一同楽しんで本編を制作する事ができています。まだまだ作業途中ではありますが……(笑)

ドラマを見た方でも新たに楽しんで頂けると思いますので、皆さん応援よろしくお願いします。

余談ですが、私の世代ではとんでもないレジェンドの池上先生とまさかご一緒にお仕事出来るとは思っていませんでした。

モチロン原作者の稲垣先生や他関係者にも感謝しかありません。本当にありがたいです。

引き続き皆様に色々アドバイスを頂きつつラストまで頑張ります!

(C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館/アニメ「トリリオンゲーム」製作委員会