2023-24 WEリーグ第12節の1試合が23日にユアテックスタジアム仙台で行われ、マイナビ仙台レディースがちふれASエルフェン埼玉を2-1で下した。

勝ち点11で10位のマイ仙台が勝ち点13の7位につけるEL埼玉を迎え撃った一戦。ともに前節を落としてのカードは再開後4試合4得点の廣澤真穂が口火を切る。

5分、左サイド深くの高平美憂が左足クロスで折り返すと、石坂咲樹のシュートがクロスバーを直撃。こぼれ球を廣澤が右足で蹴り込み、マイ仙台が先手を奪う。

マイ仙台が入りからのリズムに乗ってリードしたなか、EL埼玉も反撃に出たが、ゴール前で相手のブロックにも遭ってゴールを割れず。そのまま試合を折り返す。

後半もマイ仙台のリードが長く続いたが、79分にバイタルエリア右の栃谷美羽が右足でクロスを送ると、ファーの金平莉紗が左足で合わせ、EL埼玉が追いつく。

そこからEL埼玉の時間が続くが、粘るマイ仙台は90+5分にバイタルエリア中央でFKのチャンス。途中出場した佐々木里緒の左足キックが壁上からゴール左に決まり、土壇場で勝ち越した。

劇的に制したマイ仙台が大きな勝ち点3。EL埼玉は3連敗となっている。

マイナビ仙台レディース 2-1 ちふれASエルフェン埼玉
【マイ仙台】
廣澤真穂(前5)
佐々木里緒(後45+5)
【EL埼玉】
金平莉紗(後34)