劇場アニメ「メイクアガール」が2025年に公開されることが決定し、増田俊樹雨宮天の出演が明らかになった。東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2024」内で3月23日に行われた「『メイクアガール』メイクアステージ」内で発表された。

同作は、アニメーション作家の安田現象による劇場用長編アニメーションプロジェクトの第1弾。全編3DCGで描かれるサイバーラブサスペンス作品で、原作、脚本、監督、絵コンテ、演出、CG監督を安田が一手に担い、少数のスタッフによって制作されている。20年の「第29回CGアニメコンテスト」に入賞した自主制作短編アニメ「メイクラブ」をベースに、人と心を通わせることが苦手な天才少年の水溜明(CV:堀江瞬)と、彼によって“カノジョ”として生み出された人造人間・0号(種﨑敦美)の葛藤を描く。

このほど発表されたキャストは、明のクラスメイト役を担当。増田が、最近付き合いはじめた彼女のおかげで自分がパワーアップできたことを話し、明が0号を作ろうと思い立つきっかけを与える大林邦人を演じる。雨宮が、研究のことしか頭にない明を呆れつつも気にかけ、0号に対しても母親のように接する幸村茜役を務める。

追加キャストの増田、雨宮からのコメント全文は以下の通り。

増田俊樹(大林邦人役)】

大林邦人役で出演させていただけること、大変うれしく思います。
安田現象監督のことはSNS上で知っており、表現される世界観に魅力を感じていました。
ヒューマンドラマを軸に、映像演出のケレン味のなかにリアルが混ざり合う今作を、さまざまな視点で楽しんでいただければと思います。
安田監督の長編作品、劇場に足を運んで観ていただきたいです。新しい歴史の先駆けをぜひ。

雨宮天(幸村茜役)】

役が決まった時はまだ詳細がわからなかったので、どんな世界が待っているのかワクワクしながら台本を読みました。
科学技術が発達した世界でのストーリーは、映像のリアリティも相まって、遠くない未来自分にも起こり得ることのように感じ、映像チェックのはずが気付けば没入しきって作品を楽しんでいました。
そんな他人ごとではない臨場感や迫力を、皆さんにも感じていただけると思います!
公開をお楽しみに!!!

(C)安田現象/Xenotoon・メイクアガールプロジェクト