開催中の「AnimeJapan 2024」バンダイナムコグループブースで、「コードギアス 奪還のロゼ」スペシャルステージが行われ、上田麗奈安元洋貴市ノ瀬加那ら追加キャストが一挙発表された。あわせて、予告映像や上映スケジュール、エンディング主題歌情報なども公開されている。

コードギアス」シリーズは、神聖ブリタニア帝国が圧政を敷く世界を舞台に、絶対遵守の力「ギアス」に翻ろうされる人々の姿を描く。2006年放送のテレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」を皮切りに、「コードギアス 亡国のアキト」「コードギアス 双貌のオズ」といったメディアミックス展開が行われ、20年に新展開「Next 10years Project」の一環として「奪還のゼット」のタイトルで制作が発表された「奪還のロゼ」では、「ナナシの傭兵」として知られる傭兵兄弟ロゼ(CV:天崎滉平)とアッシュ古川慎)の“奪還”の物語を描く。

上田は、ネオ・ブリタニア帝国によって殺害されたホッカイドウブロックの領主・皇重護の娘である皇サクヤ、市ノ瀬はネオ・ブリタニア帝国の第100代皇帝カリス・アル・ブリタニア、安元はカリスを皇帝として掲げ、ネオ・ブリタニア帝国を立ち上げた皇帝直属の騎士「アインベルク」を束ねる「白のキング(ヴァイス・キング)」ノーランド・フォン・リューネベルクを担当。

このほか、「アインベルク」の戦略面を得意とする「Weiss ritterヴァイスリッター)」からキャサリン・サバスラ役で東山奈央、スタンリー・フォンブラウン役で平川大輔、ディボック・メルテ役で水中雅章ヒース・ロット役で逢坂良太グリード・カークウェイン役で野島裕史、実戦面を得意とする「Schwarz ritter(シュバルツリッター)」からナラ・ヴォーン役で内山夕実ヴァルター・リントシュテット役で加瀬康之クリストフ・シザーマン役で吉野裕行アーノルド・レンク役で斉藤壮馬、グラン・カークウェイン役で小野友樹の出演が決定している。

本作のストーリーも公開され、「コードギアス 反逆のルルーシュ」劇場総集編3部作のその後を描いた「コードギアス 復活のルルーシュ」から5年後となる光和7年が舞台。光和3年に一部の元貴族たちが建国宣言したネオ・ブリタニア帝国に占領された合衆国日本・旧ホッカイドウブロックで、傭兵兄弟ロゼとアッシュが、日本人レジスタンス「七煌星団」とともに、サクヤ奪還のため、ネオ・ブリタニア帝国に立ち向かう。

キャラクターボイスも収録された予告映像では、ロゼとアッシュが対峙するノーランドら「アインベルク」の面々も登場。アッシュが駆るZi-アポロ(ズィー・アポロ)やキャサリンのクインクラカ、アーノルドのヴァルプニルといったナイトメアフレームKMF)同士の激突、ロゼがギアスの力を発動させるシーンなどが描かれている。

エンディング主題歌は「ロゼ (Prod.TeddyLoid)」に決まり、満島ひかりが歌唱する。なお、同楽曲は予告映像にも一部が収録されている。

ティザービジュアルに、アインベルクキャサリンやナラといった新キャラクター、アッシュが乗るナイトメアフレーム・Zi-アポロなどが加わったキービジュアルも公開された。作中の重要キャラクターたちが集合したものになっている。

コードギアス 奪還のロゼ」は、5月10日の第1幕上映を皮切りに、6月7日から第2幕、7月5日から第3幕、8月2日から最終幕がそれぞれ4週間限定でロードショー。ディズニープラスでは、全12話が6月下旬から世界独占配信も決定している。

エンディング主題歌を歌唱する満島からのコメント全文は以下のとおり。

満島ひかり(エンディング主題歌アーティスト)】

コードギアス 奪還のロゼ」のエンディング主題歌「ロゼ」でボーカルと日本語詞を担当しました。
物語の後の切なく美しい余韻を、主人公ロゼの心から溢れる、自分自身でもまだわかっていないプリミティブな気持ちを、TeddyLoidさんの華やかな曲とKonnie Aokiさんの英語詞と共に、歌っています。
キラキラと愛おしい曲になりましたので、気に入って、口ずさんでもらえたら嬉しいです。
そして、わたしも「奪還のロゼ」が楽しみ。
予告編でもうすでにどきどきしています。

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