インテルは来シーズンに向けて、センターバック(CB)の獲得へ動く可能性があるようだ。22日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

 セリエA第29節を終えて2位のミランに勝ち点差14をつけて首位を独走しているインテルでは、DFフランチェスコ・アチェルビとDFステファン・デ・フライの将来が不透明になっている。前者は人種差別発言を巡る問題の渦中にあり、デ・フライは出場機会が減少傾向に。両選手ともに来シーズンに移籍する可能性が取り沙汰されている。

 今回の報道によると、この現状にインテルバイエルンに所属する韓国代表DFキム・ミンジェとローマに所属するイングランド代表DFクリススモーリングをリストアップした模様。今シーズンからブンデスリーガプレーし20試合に出場しているキム・ミンジェは、前所属のナポリで活躍しセリエAでの実績がある。スモーリングは2025年6月までローマと契約を延長し、現在は負傷で戦列を離れているものの、2021-22シーズンにはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇にも貢献した。

 どのような補強を見せるのか、注目が集まる。

韓国に所属するキム・ミンジェ(左)とローマに所属するスモーリング(右) [写真]=Getty Images