ラ・ロハのディフェンダーとして最年少デビューを飾ったバルセロナのDFパウ・クバルシが、デビューの喜びを語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

スペイン代表は22日、ロンドンの地でコロンビア代表と国際親善試合を戦い、0-1で敗戦した。

ルイス・デ・ラ・フエンテ体制で2敗目を喫するなど内容面では課題を残した一方、同試合の83分にはDFアイメリック・ラポルテに代わって投入された17歳のクバルシが、セルヒオ・ラモスの持つラ・ロハDFの最年少デビュー記録(17歳と60日)を更新した。

バルセロナの後輩でもあるFWラミン・ヤマルに次ぐ歴代2位の年少出場も記録した逸材DFは、同試合後に17歳でのラ・ロハデビューを振り返った。

「子供の頃からの夢だったし、このデビューをとても誇りに思うよ。監督の信頼に感謝し、それを活かして全力を尽くしたいと思う。僕は常に自分らしく、落ち着いてプレーすることを心がけている」

今回のデビューに関してはデ・ラ・フエンテ監督が、「経験を積ませたかった。我々が勝ち点を争うときのためにこういう試合でチャンスを与えたかった」と語るように、あくまで“お試し”の印象が強いが、次節のブラジル代表戦やバルセロナでの終盤戦で現状のハイパフォーマンスを継続できれば、ユーロ2024のメンバー入りも十分に可能なはずだ。