ユベントスからローマレンタル中のU-21スペイン代表DFディーン・ハイセンが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』での直近のインタビューでの発言を釈明した。

今冬の移籍市場でユベントスから半年間のレンタル移籍でローマに加入しているハイセン。その新天地ではジョゼ・モウリーニョ、ダニエレ・デ・ロッシと2人の指揮官の下でセリエA12試合に出場し、2ゴール1アシストの数字を残している。

そのハイセンは直近の『GDS』のインタビューでローマでの充実した日々について語った一方、自身の契約状況についてはユベントスへの復帰が既定路線であることを明言した。

「僕の将来? ローマに買い取りオプションはない。だけど、僕がフットボールから学んだことが一つある。それは何が起こるか分からないということ。ただ、確かなことはユベントスに戻り、自分の能力を発揮できるようにするということだ。自分を信じてくれた最初のビッグクラブであり、彼らには感謝の言葉しかないんだ」

ただ、その去就に関する率直な発言と共にローマに関する一部発言がクラブへのリスペクトを欠くものだったとして、一部ファンから反感を買っていた。

この反応を受け、ハイセンは自身のインスタグラムを通じて釈明。メディア側に一部の表現を曲解されたと憤りを示し、改めてジャッロロッシへの愛情を強調した。

「皆さん、こんにちは。昨日、重要な全国紙に掲載されたインタビューに関して、自分の将来と契約条件について質問されたけど、僕は契約の状況について非常に正直に答え、フットボールではすべてが起こり得ると付け加えた」

「僕の言葉が間違って報道され、自分が言っていないことを付け加えられるとは想像できなかった。ASローマ、チームメイト、コーチが成長の機会を毎日与えてくれていることをよく認識しているし、彼らの継続的なサポートに感謝している」

「だから私はクラブに、今回の出来事(インタビュー)に対する失望を伝えた。同時に皆さんに真実を知ってもらいたかった。なぜなら、僕はローマにとても満足しているし、常に自分をサポートしてくれているクラブとファンに対しては何も不平不満なんて言えないよ」