丸亀製麺

讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」は22日、東京・神田小川町店を期間限定(31日まで)の特別店舗「丸亀製麺所」にリニューアル。その初日、早速現地に行ってきた。

 

■麺職人を全店舗に配置

丸亀製麺

さらに美味しいうどんを追求するため全国で“麺職人”養成を続けてきた丸亀製麺

合格率約3割という試験を通過した麺職人はこれまで合計1,632人。このたび全838店舗への配置が完了し、その味をもっと世に知ってもらおうと企画したのが、今回の期間限定店「丸亀製麺所」だ。

 

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■品書きは「三種の利きうどん」オンリー

丸亀製麺

これまで同店では、釜玉うどん、とろろ醤油うどん、とろ王うどん、カレーうどんなど、豊富なメインメニューでファンを喜ばせてきたが、「丸亀製麺所」は麺の美味しさをシンプルに知ってほしいということから、品書きは「三種の利きうどん」(500円)のみ。

丸亀製麺

釜揚げうどん、かけうどん、醤油うどんというベーシックな3品が乗ったセットで、味と食感の違いを堪能できるというわけだ。

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■大行列じゃん…!

丸亀製麺

現地に到着すると、すでに店頭には入場待ちの列。

店はこのイベントのため、レトロな製麺所を想起させる内装になっておりかわいらしい。店頭に設置された打ち場では麺職人さんが「ぜひ打ち上げた生地を触ってみてください」と、生地を片手に勧めてくれた。

丸亀製麺

触ってみると赤ちゃんのほっぺのよう、すべっすべで適度な弾力。もちろんデモンストレーション用の生地で実際に食べる用ではないが、絶対ウマいじゃんこれ…! さらに食欲が増してきた。

 

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■味比べも最高だな!

丸亀製麺

厨房では全国から集まった同グループの敏腕麺職人たちがテキパキ動いており、時折笑顔で写真撮影にも応じてくれる。見惚れるような手際で、出来上がったうどんはじつに美麗だった。

丸亀製麺

500円を支払い、店内で実食。

温かいつけ出汁でいただく釜揚げうどんはふわふわ食感と優しい小麦の味が堪能でき、かけうどんはつるつる食感と出汁とのハーモニー、そして出汁醤油をかけて食べる醤油うどんはコシと喉越しを味わえる。

素材が一緒でも、提供スタイルが違うだけでここまで印象が変わるものか…。讃岐うどん最高!

丸亀製麺

記者がこれまで丸亀製麺を利用した際は、主に現場と現場の合間にスピーディーに食事を終わらせたい時で、しっかり味わうよりコスパと時間を重視していた。利きうどんとしてゆったり麺一本一本を味わうと、改めてうどん本来の魅力を発見したような印象。

じつに面白く素晴らしい取り組みだと感じた。

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