マンチェスター・ユナイテッドポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは、中盤の底でのプレーを希望しているようだ。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

ユナテッド加入以降、ここまで223試合72ゴール63アシストとフィニッシュ、チャンスクリエイトの部分で圧倒的な存在感を示すB・フェルナンデス。ユナイテッドでは本職のトップ下に加え、守備力を買われての左右のウイング、時に“偽CF”と前線の複数ポジションをカバーしている。

その一方で、先日のFAカップのリバプール戦などチームとして得点が必要な状況においては中盤の底、センターバックでプレーし、その配球力や高精度のフィードを活かして最後尾の司令塔としても振る舞うこともある。

その超万能MFは最近のインタビューで自身のポジションに言及。より中盤の深い位置でのプレーを好んでいることを明かした。

「より深い位置で、より試合に向き合えるポジションが好きなんだ」

「ボールがあれば、自分のゲームがずっとラクになる。それはゲームの視野が広がるからさ。そして、ラストパスに関しては時にはピッチの深いところから出されることもある」

現状のユナイテッドの陣容ではトップ下でのプレーが最適解と言えるが、サー・ジム・ラトクリフ氏主導の下、今夏大幅なスカッド刷新を図るチームとしてはポジションに固執しないスキッパーのポリバレント性によって様々な補強の可能性を検討できるはずだ。