まもなく「報道ステーション」(テレビ朝日系)のメインキャスター就任から満1年を迎える安藤萌々アナ(26)。スポーツ現場に未練を残しつつ、キャスター業がすっかり板に付いてきた。このほど、初のイベント仕事となる〝休日出勤〟を激写。テレビでは見られない、突風の中のハプニングもキャッチした!

「防災アプリをダウンロードできるQRコードを配っています!」

 こう道行く人たちに呼びかける芸人のワタリ119(30)の横で、子供たちと配布活動に励んでいたのは安藤アナだ。3月9日に六本木ヒルズで開催された「麻布防犯フェスin六本木」の一幕である。一眼レフを片手に駆けつけた女子アナウオッチャーが振り返る。

「区が主催するイベントなのに、会場で写真撮影禁止のアナウンスが流れてガッカリしていた矢先でした。屋内の式典を終えた安藤アナが外に出てきたのです。思わずカメラのシャッターを連射してしまいました。すぐに屋内と同様に撮影禁止のルールが設けられましたが、テレビでは見せられない“あられもない”姿を撮れたので満足です」

 この日のヒルズはすさまじいビル風が吹きすさぶ荒れ模様。何と、突風にあおられた安藤アナの髪の毛が「連獅子」さながらに振り乱されていたのだ。しかも、勢いを増した風圧で、白色のロングスカートふわり! 反射的に桃色のコートの裾を押さえてスカートを死守する防御体制を見せた。かつてガソリンのCMで一世を風靡した小川ローザの「Oh! モーレツ」という台詞がお似合いのポーズだ。束の間のハッスルタイムだった。

 それから約20分後に行われたトークショーでも、八面六臂の活躍が見られた。災害時の備えが性別によって異なるというトークの流れで、ワタリ119が「僕の口からは言いにくいんですけど、女性は特に、あの‥‥」と慎重に言葉を選んでいるのを察知するや、安藤アナがすかさず代弁。

「生理用品!」

 さすがは臨機応変を求められる報道番組のメインキャスター。毎日生放送を仕切ることで頭の回転の速さが培われてきたのだろう。

 もっとも、昨夏に取得した防災士の資格を生かしたトーク中には、ハイソな私生活が垣間見える場面もあった。元日に家族が集まった時に災害時の集合場所を話し合ったという。

「家族で別々の場所を言っていたんです。『え、おばあちゃんの家の庭じゃなかった?』『小学校の家庭じゃなかった?』って」

 まさか、小学校の校庭と遜色ないほど「おばあちゃんの家の庭」は広いのだろうか。

「そもそも、裕福な家庭の子供が通う成蹊学園に小学校から大学まで通ったセレブですからね。トークショーでは『こまめに車にガソリンを入れている』とみずからの備えを紹介していましたが、都内の実家にある高級車で1人ドライブに興じることもしばしばあるといいます。ちなみに、大学時代のゴルフ部ではみずから運転して移動していただけに、ハンドルさばきはかなり手慣れたものらしい」(テレ朝関係者)

 2年目のキャスター生活でも「素」の意外な一面を見せてほしいものだ。

アサ芸プラス