パウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキが喜びを語った。『ESPN』が伝えた。

23日、ブラジル代表はウェンブリー・スタジアムで行われた国際親善試合でイングランド代表と対戦。ドリヴァウ・ジュニオール新体制の初陣となった中、途中出場の17歳が試合を決める。

0-0で迎えた終盤、FWヴィニシウス・ジュニオールがスルーパスに抜け出すと、並走していたエンドリッキがシュートのこぼれ球に反応。確実に押し込み、セレソン初ゴールを記録した。

この1点を守り切ったブラジル代表は1-0で勝利。今夏のレアル・マドリー移籍が決まっている怪物FWは、試合後に感想を述べた。

「家族も、ガールフレンドも、代理人もここに来ている。僕はあまり泣くタイプではないし、自分を抑えているけど、これは特別なことだし、とても幸せだ」

また、エンドリッキは試合終了間際に訪れたGKとの一対一の場面にも言及。決めきれなかったことを悔いた。

「全てのことが最後に少し影響した。最後にチャンスがあった。嘘はつかない」

「得点することだけを考えていた。そのことしか考えられなかった。もはや試合のことは考えられなかった」

なお、今回のエンドリッキのゴールは、ウェンブリー・スタジアムで行われた国際試合における最年少得点記録(17歳246日)にもなっている。