テレビアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」の放送が10月からスタートすることが分かった。山根綺の出演とメインスタッフの顔ぶれも明らかとなり、メインPV第1弾なども公開。シリーズ初となるフィルムコンサートの開催も告知されている。3月24日、「AnimeJapan 2024」内で開催されたスペシャルステージ内で発表された。

Re:ゼロから始める異世界生活」は、長月達平氏による同名ファンタジー小説(KADOKAWA刊)が原作。死ぬことで時間を遡る“死に戻り”の力を得て異世界に召喚された少年ナツキ・スバル(CV:小林裕介)が、幾度とない死を経験しながらも困難に立ち向かっていく。第3期では「聖域」の解放から約1年後、エミリア高橋李依)のもとに王選候補者のひとりアナスタシア・ホーシン(植田佳奈)から、ルグニカの五大都市のひとつ水門都市プリステラへの招待状が届く。

山根はプリステラの“歌姫”として名高い吟遊詩人のリリアナマスカレードを演じる。リリアナは有名人マニアかつミーハーで、新たな英雄譚を歌うべく強引にスバルに協力するという役どころだ。

監督には、5月10日に公開を控える劇場アニメ「トラペジウム」の篠原正寛が抜てきされた。キャラクターデザインと総作画監督を「よふかしのうた」の佐川遥が担う。シリーズ構成の横谷昌宏、アニメーション制作のWHITE FOXは第2期からの続投となる。

メインPV第1弾では、水門都市プリステラでスバルたちを待ち受けるさまざまな出会いが描かれており、リリアナの登場シーンも収録されている。

また、エミリア陣営のスバルエミリアベアトリス新井里美)、オットー・スーウェン天﨑滉平)、ガーフィール・ティンゼル岡本信彦)の新規キャラクタービジュアルも公開された。

フィルムコンサートは7月20日に東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで開催。第1~2期のストーリーを、映像と劇伴の生演奏で振り返る。小林、高橋、レム役の水瀬いのりによる名場面の生アフレコや、主題歌を担当した鈴木このみと前島麻由による、特別アレンジでの名曲ライブも行われる。チケット価格は8800円、グッズ付き1万2100円。チケットぴあで4月7日までプレリザーブ1次先行を受け付けている。

スペシャルステージの模様は、YouTubeでアーカイブ配信中。

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会