「女性のエンパワーメントとジェンダー平等」を目的としているHAPPY WOMAN実行委員会(実行委員長:小川孔一 事務局:一般社団法人HAPPY WOMAN)は、8年目を迎える『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2024』において、『国際女性デーセミナー|HAPPY WOMAN SEMINAR』を3月8日にウェスティンホテル東京で開催しました。


自己肯定感向上が女性活躍推進の鍵
~女性のエンパワーメントの重要性~


「自己肯定感」をテーマに行われた本セミナーの冒頭、エーザイ株式会社・上席執行役員の内藤えり子氏が、「チョコラBB」とHAPPY WOMAN(R)が共同で行った実態調査の結果を発表。「自分に自信があるか否か」を20~50代の有職女性に調査したところ、63%が「自信なし」と回答したことが明らかになりました。また、精神的・肉体的な疲れを感じている女性の場合、自分に「自信がない」と回答する女性は、全体調査と比べて10ポイント高い73%という結果に。

「職場だけでなく家庭での家事負担率も、女性の精神的・肉体的疲労や負担に影響し、 結果としてそれが自己肯定感の低下に影響している可能性がある」と、内藤氏は指摘します。


内藤 えり子氏(エーザイ株式会社 上席執行役員
コンシューマーhhc事業部 プレジデント)

高田 春奈氏(公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ
WEリーグ)理事長)

続いて、国際女性デーの同日となる3月8日を「女子サッカーの日」として定めた日本女子プロサッカーリーグWEリーグ)で理事長を務める高田春奈氏は、女性アスリートにおける自己肯定感の低さについて問題意識を持ってきたことを報告。女子サッカーサッカー競技人口全体の6%というマイノリティーの存在であることに加え、女子スポーツが“稼ぐスポーツ”として評価されていないことが自己肯定感の低下にも繋がっている現状を示すとともに、「今後の課題として取り組みたい」と話しました。

さまざまなデータを見た教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏は、「日本人は謙虚だから『自信がない』と答える人が多いという研究者もいるけど、僕は全く違うと思う。仕事と家庭で大変な中で、『自己肯定感を持て!』という方が無理」とバッサリ。


尾木 直樹氏(教育評論家)

主要先進国と比べても自己肯定感の低い日本の現状を「相当なピンチ」と指摘し、若者の自殺率の高さにも警鐘を鳴らしました。
その上で、尾木ママは、子どもの自己肯定感を育むためには予測不能な事態への対処を学べる自然体験を推奨。さらに、「認めて褒めること」がエンパワーメントにつながるとして、部下を持つ人へのアドバイスとしてもおすすめしていました。



パートナー


SDGs「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」は他のすべての目標と不可分であると明記されています。ジェンダー平等はSDGsの実現になくてはならない横串です。


【協賛】チョコラBB/森永乳業株式会社/ウェスティンホテル東京/マリオット・インターナショナル他
【後援】 国連広報センター/国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所/内閣府男女共同参画局/外務省厚生労働省東京都/グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン日本商工会議所青年部 他

※「HAPPY WOMAN(R)️」および「HAPPY YELLOW(R)️」は一般社団法人 HAPPY WOMANの登録商標です。

配信元企業:一般社団法人 HAPPY WOMAN

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ