マンチェスター・ユナイテッドが、ユヴェントスに所属しているブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルに関心を示しているようだ。23日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 現在27歳のブレーメルは、2018年夏にアトレチコ・ミネイロからトリノに加入。強靭なフィジカルだけでなく、優れたポジショニング能力、タックルと空中戦の強さも持ち合わせ、セリエAでは3シーズンで98試合に出場した。そして、2022年7月にユヴェントスに完全移籍し、今シーズンはここまで累積による1試合の欠場を除いてセリエAで28試合に出場し、2ゴールを記録している。

 昨年12月にはユヴェントスとの契約を延長し、現行契約は2028年6月30日までとなっているブレーメルだが、そんな同選手に対してマンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せているようだ。

 報道によると、昨年末に契約を延長したブレーメルだが、契約には5000万ユーロ(約82億円)の契約解除条項は変わらず付随している模様で、マンチェスター・ユナイテッドはそれを行使しての獲得を狙っているという。

 なお、守備陣の補強を画策しているマンチェスター・ユナイテッドは、エヴァートンに所属している21歳のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトにも興味を示していることが明らかになっているが、高額な移籍金が必要となることから、代役としてブレーメルの獲得を検討していると見られている。

 ユヴェントスでは不動のセンターバックとして活躍しているブレーメルだが、果たして今夏に移籍することになるのだろうか。

マンチェスター・ユナイテッドから関心が寄せられるブレーメル [写真]=Getty Images