これが英国紳士か…。

まさかの公式が煽りPV

イギリス国防省は2024年3月21日、公式X(旧Twitter)で、ロシアの最新鋭戦車T-14「アルマータ」がウクライナの戦場に現れない件について、動画付きで「彼らは新型戦車を喪失するのを恐れている」と指摘しました。

公式Xに突如投稿されたポストには「『アルマータ』はロシア軍に配備されたが、ウクライナとの戦には使用されていないことが確認された」と書かれており、ロシア同戦車を戦場に送っていない理由については「それは戦闘により『威信』と車両を失うことによる高額なコストと、潜在的な風評被害へのリスクによる可能性が非常に高い」としました。

また、ポストには動画も添えられており、パレードで堂々とT-14「アルマータ」が登場した画像の後「『アルマータ』はどこですか? ロシアの威信を誇る車両が戦場から行方不明になっている」とテロップを流します。

さらに動画の続きでは、ロシア戦車が撃破されているシーンを流しつつ「ウクライナ2600両のロシア戦車を破壊した」「『最先端』戦車の喪失による風評被害の恐れ」とまるで煽りPVのようなやり方で、T-14「アルマータ」が前線に現れないことに関して疑問を投げかけていました。

ちなみにこの投稿に関しては「『チャレンジャー』ほど悪くはないだろう。沈むのを止めるのが課題だ」と車両重量が重すぎて、ウクライナの沼地にはまり、ある意味威信を失った、イギリス供与の「チャレンジャー2」戦車を揶揄する人もいました。

パレードに登場するT-14「アルマータ」(画像:ロシア国防省)。