津田健次郎浪川大輔によるクリエイティブユニット「超電導dB」の新企画となるコントアニメーション「現代誤訳」に下野紘梶裕貴内山昂輝山下大輝宮野真守が出演することがわかった。さらに、人気芸人たちがコント脚本を担当することが決定。企画の舞台裏を収めたティザームービー、主題歌も発表された。

超電導dB」は、2019年にノンストップシチュエーションコメディ番組とステージを手がけたクリエイティブユニット。新企画「現代誤訳」は、偉人たちが残したさまざまな名言を「“現代”に“誤訳”として表現することで正しい名言を学ぶ」ことを目的としたコントアニメーションとなっており、個性豊かな脚本家とキャラクターたちによるアニメパートと、アニメをどのように企画・制作したのかを深掘りする実写ドキュメンタリーパートで構成される。

キャストは、津田と浪川が劇団「アクターZOO」の主宰に扮し、劇団員を下野、梶、内山、山下、宮野が演じる。宮野は主題歌も担当する。

コント脚本は、シリーズ構成を担当することが発表されていた岩井勇気ハライチ)に加えて、高佐一慈・尾関高文(ザ・ギース)、山添寛(相席スタート)、水川かたまり(空気階段)、飛永翼・大水洋介(ラバーガール)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、KAƵMAと村上純(しずる)、岩崎う大(かもめんたる)が手がけ、「M-1」や「キングオブコント」の王者や各賞レースのファイナリストなど、実力派の芸人たちが顔をそろえる。

コントアニメーション「現代誤訳」は、7月からTOKYO MXほかで放送。

キャスト、主題歌アーティストのコメントは以下の通り。


下野紘(兎堂雄星/うどう・ゆうせい役)】

オファーをいただいた時は素直に嬉しかったです!浪川さんと津田さんがディレクションで、収録もプレスコだと聞いて、他の出演者はどんな役作りをしてくるのか、どこではっちゃけようか、とにかくワクワクしっぱなしでした!
うさぎの着ぐるみ、そして中身の兎堂くんが、どんな活躍をみせてくれるのか、ボクもまだ全く見ていないので、楽しみにしております!!皆さんも、良かったらご覧くださいっ!!


梶裕貴(猩寺直生/しょうじ・なお役)】

まず、津田さん&浪川さんのプロデュース企画というだけでワクワクしました!オファーをいただけて光栄です。
「偉人たちの名言を現代人の感覚に合わせてアレンジする」という発想も面白いですし、そのアイデアをコントのプロフェッショナルの皆さんが脚本に起こしてくださるという贅沢さ!「これは気合いを入れて臨ばねば!」と張り切った結果…収録後、気付けば声がなくなっているくらい無我夢中でお芝居しておりました(笑)。
宮野さんと二人きりの収録、大変でしたが楽しかったです!大変でしたが!


内山昂輝(妃隈暉/ひぐま・あきら役)】

企画書を読んだ際、全体のコンセプトを飲み込むまでに結構時間がかかりました。
入り組んだ構造で成り立つコントアニメーションだなと感じたのですが、収録日にスタジオで津田さんと浪川さんから丁寧な説明を受けたら普段通りに取り組めばいいのだなと思えて、リラックスして本番に臨むことができました。


山下大輝(玲尾諒/れお・りょう役)】

様々なテーマ、キャラクター、様々な芸人さんの台本でコントができるというなんと贅沢で楽しそうな作品なんだ!
とお話を頂いた瞬間からワクワクでした!
毎回フレッシュな気持ちで全力で楽しむぞー!!
皆さんも僕たちの本気の悪ふざけを楽しみにしていてください!


宮野真守(狗城健太郎/くじょう・けんたろう役)】

偉人の名言を「間違って覚えてる事」って、意外とありますよね。それを、シチュエーションコントにしちゃうという、しかも錚々たるお笑い芸人の方々が脚本を書いてくださるという、なんて面白い企画なんだと思いました。
津田さんと浪川さんが作る、楽しい試みに、僕も思いっきり乗っかりたいなと思いました(笑)


宮野真守(主題歌)】
偉人の名言は、時に自身の胸に刺さり、人生の指針へとなりうる事があります。
それほど、言葉の力とは強いもの。もしそれが「誤訳」だった場合………それでもやはり「その言葉」はその人の人生の指針たり得るのではないだろうか。
だってその人の人生は、偉人のものではなく、その人のものだから。いろんな刺激を得て、人は生きていくんだと思います。
そして、生き抜くため戦っていくんだと思います。そんな歌です。

なお本情報は、東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2024」内で発表された。

コントアニメ「超電導dB」に豪華キャスト結集 (C)劇団アクターZOO