お笑いコンビ・南海キャンディーズ3月22日、23日、24日の3日連続で、「南海キャンペーンズ」と題した3つのライブ企画を東京・下北沢の本多劇場で開催。最終日の24日には、コンビ結成以来2度目となる単独ライブ「南海キャンディーズの日〜南海キャンディーズ単独ライブ〜」を上演し、満員の客席を爆笑させた。

20周年を迎えた南海キャンディーズが満を持して送る総決算企画ライブ「南海キャンペーンズ」。初日の22日は「山崎静代の日〜人吸い〜」というタイトルで、しずちゃんが芝居劇に挑戦。シソンヌ・じろうや蛙亭・中野周平、ピン芸人の吉住など個性豊かなメンバーらとともに、笑いどころ満載の演劇を届けた。

2日目の23日は「山里亮太の日〜まんざいこわい〜」というタイトルで、山里が4人の出演者と漫才ライブを開催。「誰が相方なのか始まるまで山里も知らない」という恐怖の中で、古舘伊知郎、和牛・水田信二、あの、爆笑問題太田光といった超豪華なゲストが集結し、夢のような爆笑即興漫才を披露した。

そしていよいよ迎えた最終日の「南海キャンディーズの日」。コンビとしては2018年以来6年ぶり2回目となる単独ライブが開催された。

「どうもー!南海キャンディーズです」「バン!(銃で撃つしぐさ)」

オープニングVTRの後、お決まりの挨拶で2人が登場すると、さっそく会場には笑いが起こる。そこから2人はサンパチマイクを挟んで、すぐに漫才をスタート。20年という年月、紆余曲折を経た南海キャンディーズから生まれる、極上のかけあい漫才が行われた。

公演中、2人が用意してきたネタは1本のみ。それ以外はお互いが本音をぶつけあう自由なスタイルで、山里が過去にしたしずちゃんへのモラハラ話や山里の最近の世の中への不満、しずちゃんと夫の“のろ気話”などを、一度も休憩を挟まずに話し続ける。

また、最後はとんでもないハプニングが起こり、山里がブチギレるなど、生ならではの事件も起きて、大爆笑の中で単独ライブは終了。あまりの盛り上がりに1時間半の予定だった公演時間は2時間以上に延長となり、3日間の「南海キャンペーンズ」は大団円を迎えた。

なお、このライブは3月27日24時よりアーカイブ配信される(4月3日まで)。チケット価格は2000円。