2019年の大ヒット映画「ジョーカー」の続編「ジョーカー フォリアドゥ(原題)」に使用される楽曲の一部が明らかになった。

ワーナー・ブラザース製作で、DCコミックスの人気悪役ジョーカーの誕生秘話を描いた「ジョーカー」の続編。前作に引き続きトッド・フィリップス監督がメガホンをとり、ホアキン・フェニックスがタイトルロールを演じる。続編は、ハーレイ・クイン役にレディー・ガガを抜てきし、ミュージカル仕立ての作品になる。

同作のあらすじは明らかになっていないが、米バラエティは、続編の撮影や初期バージョンに詳しい関係者の証言として、誰もが知る人気曲や名曲をフィーチャーする「ジュークボックス・ミュージカルに近い」スタイルになる可能性が強いと報道。使用される予定のナンバー15曲には、ビンセント・ミネリ監督、フレッド・アステア主演の傑作ミュージカル「バンド・ワゴン」(1953)の劇中曲「ザッツ・エンタテインメント」が含まれるという。

さらに、最終版にはオリジナル曲が1曲または2曲加わる可能性もあるという。誰がその曲を書くのか、またそのナンバーを歌うのかについての詳細は不明とのこと。情報筋によれば、前作でオスカーを受賞した作曲家ヒドゥル・グドナドッティルが、それぞれのナンバーに「彼女独特の、心を揺さぶるキューを吹き込む」ようだ。

ジョーカー フォリアドゥ(原題)」続編の脚本は、フィリップス監督がスコット・シルバーと共同で執筆した。前作のザジー・ビーツ(「デッドプール2」)のほか、キャサリン・キーナー(「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」)、ブレンダン・グリーソン(「イニシェリン島の精霊」)らが出演する。10月4日全米公開予定。

オリジナル楽曲が追加される可能性も (C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics