趣里が主演を務める連続テレビ小説ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の最終週「世紀のうた 心のうた」(第122回)が25日に放送され、自らの進退について語ったスズ子(趣里)に、羽鳥(草なぎ剛)が“絶縁宣言”をすると、ネット上には「切ないね…」「波乱すぎる」といった声が集まった。

【写真】明日の『ブギウギ』場面カット 自身の進退についてりつ子(菊地凛子)に話すスズ子(趣里)

 年末の歌番組「オールスター男女歌合戦」で全力のパフォーマンスを披露したスズ子。年が明け、雑誌の誌面には“ブギの女王復活”の見出しが踊る。しかしスズ子自身は歌手を引退する決意を固める。スズ子は、その決断を胸に抱き、羽鳥のもとを訪ねる。

 スズ子は改まった様子で羽鳥と向き合うと、年末の歌合戦で燃え尽きたと話し、涙ながらに「もうええか…もうええやろ。ワテようやったんちゃうかいう気持ちでいっぱいなんですわ」と歌手引退の意向を打ち明ける。

 スズ子のことをじっと見つめながら真剣に話を聞いていた羽鳥は「まさか…引退とは思わなかったねぇ…」と静かに笑顔をこぼしながらも「僕は君を引退させないよ」と断言。

 そして羽鳥は、スズ子の引退はこれまで彼女のために作ってきた楽曲をすべて葬り去ることを意味すると説明しつつ「そんなことは絶対に僕は許さないよ」と語り、涙を堪えながら「もしも、君が本当に歌手をやめると言うなら、僕は君と絶縁します」と宣言する。

 引退を決めたスズ子に対して羽鳥が“絶縁”を口にすると、ネット上には「『絶縁』と言ってしまう先生、言われたスズ子。どちらも辛い」「切ないね…」「波乱すぎる最終週の幕開け」などのコメントが続出。一方、悲しみと怒り、寂しさが入り混じった表情で羽鳥の心情を表現する草なぎの熱演にも「揺れ動く表情に泣きそう」「まさに迫真の演技」「絶妙な表情の演技すごい」といった称賛が寄せられていた。

連続テレビ小説『ブギウギ』第122回より (C)NHK