ドラマ『先生さようなら』(日本テレビ系)より、主演の渡辺翔太(Snow Man)がクランクアップを迎えた当時の現場レポートのほか、渡辺、2人のヒロインを演じた北香那と林芽亜里、共演の須賀健太からのクランクアップコメントが到着した。最終回は本日3月25日24時59分から放送される。

【写真】北香那&林芽亜里から花束を贈られ笑顔を見せる渡辺翔太&須賀健太

 本作は、渡辺演じる主人公・田邑拓郎が、高校生時代に恋に落ちた国語教師・内藤由美子(北香那)との過去、高校の教師になった田邑に恋心を抱く生徒・城嶋弥生(林芽亜里)との現在、それぞれの恋が重なり合う、明るくも切ないラブストーリー。

 主人公・田邑拓郎は美術教師。先生にしてはノリも良く、生徒たちのお兄ちゃんのような人気者だ。初めて田邑が担任を持ったクラスの生徒・弥生は目標もなく、周りの空気を読んで、ただあいまいな高校生活を送っていたが、田邑に誘われて美術部に入ることになる。自分が何をしたいのか…高校生活を彩るヒントをくれた田邑に、弥生は恋心を抱いていく。

 しかしある日、弥生が見てしまった田邑のスケッチブックに無数に書かれていたのは、知らないあるひとりの女性・田邑の妻の姿だった。田邑の妻とは、彼の高校時代の担任の国語教師・内藤由美子。学校で恋に落ちた2人は、 “別れ”と“出会い”を経て、幸せな結婚にたどり着く。だがしかし、田邑には由美子との死別という悲劇が待ち受けていた。

 田邑拓郎の現在の恋と、過去の恋、2つの物語が重なり合った時、未来の恋への物語が新たに動き始める―。

 最終回を目前に控えた今回、主演の渡辺がクランクアップを迎えた当時の現場レポートが到着。最後の撮影が行われたのは田邑の部屋で、児玉役の須賀健太と男2人で鍋を囲むシーン。ラストカットのOKが出ると、田邑を演じきった渡辺の口から「よっしゃー!」と歓喜の声が。

 続いて「『先生さようなら』オールアップです!」というスタッフのかけ声と同時に花束を持って登場したのは、一足先にクランクアップしていた北香那と林芽亜里。「来てくれたのー!?」と驚き喜ぶ渡辺に、現代、過去それぞれの2人のヒロインが「お疲れ様でした」とねぎらいの声をかけた。

 初単独主演の大役を演じきった渡辺は「今は、達成感といろんな重りが取れた感じです。初の単独主演で、これほどの恋愛ドラマは経験がなかったので、緊張とプレッシャーはかなりありましたがチャレンジして良かったです。高校生役の時は実年齢と離れていたので難しかったですけど、逆に教師役のホームルームの時間は本当に楽しかったです」と感慨深い表情。そして「最終回、田邑が最後由美子と弥生とどうなるのか多くの人に見届けてもらって、感動してもらえたら良いなと思っています!」と言葉に力を込めた。

 由美子役の北香那は「由美子のちょっとおとなしくて、拓郎と二人きりになると茶目っ気が出る感じ、教師を辞めた後の由美子を明るく演じ分けることができて本当に楽しかったです」とコメント。

 弥生役の林芽亜里は「最後の撮影になったラストシーンは私も本当に大好きなシーンなので期待して欲しいです。皆さんがとてもあたたかく、私に色んなことを教えてくださって、頑張ることができました!」と顔をほころばせた。

 児玉俊役の須賀健太は「原作には無い役で、結構自由度の高い中でやらせていただいたので、本当に楽しかったです。若い出演者の方々がたくさんいるからこそ、そうじゃない部分を任せてもらえた気がして、嬉しくも、気が引き締まる思いがありました」と振り返った。

■最終回「好きになってよかった」あらすじ

田邑(渡辺翔太)は教師を辞めようと決め、弥生(林芽亜里)に好きだと伝えてしまった。弥生は、「田邑を苦しめてしまった」と自分が許せない。すれ違うふたりを見て、レイナ(川床明日香)と白石(中村嶺亜)は、「教師のくせに」と田邑に自分たちの思いを厳しく告げる。

田邑は、由美子(北香那)のことを想い、同じ景色を見たいと教師になったことを思い出す。自分を「先生」と呼んでくれる生徒たちを見て、自分はもう自分の景色を見始めているのだと気づく。由美子、そして弥生に田邑が告げるそれぞれの「さようなら」の後は―。

 ドラマ『先生さようなら』最終回は、日本テレビ系にて3月25日24時59分放送。

渡辺翔太、北香那、林芽亜里、須賀健太のコメント全文は以下の通り。

渡辺翔太ほかキャスト、クランクアップコメント>

渡辺翔太/Snow Man(田邑拓郎役)

皆さん、ありがとうございました!! 今は、達成感といろんな重りが取れた感じです。初の単独主演で、これほどの恋愛ドラマは経験がなかったので、緊張とプレッシャーはかなりありましたがチャレンジして良かったです。

芝居経験豊富な先輩共演者の方々からいろいろ勉強させてもらいました。それに現場スタッフさんたちもまさにプロで、細部まで時間の許す限りクオリティーを高めていくので、自分も合わせられるように頑張らなきゃって、スタッフさんにも教わりました。

高校生役の時は実年齢と離れていたので難しかったですけど、逆に教師役のホームルームの時間は本当に楽しかったです。最終回、田邑が最後由美子と弥生とどうなるのか多くの人に見届けてもらって、感動してもらえたら良いなと思っています!

■北香那(内藤由美子役)

楽しい現場で貴重な思い出になりました。拓郎さんの青春の全部を一緒に走りきって、ものすごい達成感です。最初は探りながらでしたけど、とてもやりがいがありました。

由美子のちょっとおとなしくて、拓郎と二人きりになると茶目っ気が出る感じ、教師を辞めた後の由美子を明るく演じ分けることができて本当に楽しかったです。ありがとうございました!

■林芽亜里(城嶋弥生役)

初めてのドラマ出演で、自分とは違う城嶋弥生という役を務められるのかとても不安で、目の前の時間を忘れるほど必死でした。でも同じ高校生ということで弥生というキャラクターと一緒に成長できたと思います。

最終日は本当にこれで終わってしまうのか信じられない気持ちでした。最後の撮影になったラストシーンは私も本当に大好きなシーンなので期待して欲しいです。皆さんがとてもあたたかく、私に色んなことを教えてくださって、頑張ることができました!ありがとうございました。

■須賀健太(児玉俊役)

原作には無い役で、結構自由度の高い中でやらせていただいたので、本当に楽しかったです。若い出演者の方々がたくさんいるからこそ、そうじゃない部分を任せてもらえた気がして、嬉しくも、気が引き締まる思いがありました。皆さんに比べて少ない撮影日数でしたが、この組に関われて本当にうれしかったです。お疲れ様でした!

ドラマ『先生さようなら』クランクアップを迎えたSnow Man・渡辺翔太 (C)八寿子/小学館/「先生さようなら」製作委員会