チェルシーに所属するMFコナーギャラガーが、イングランド代表への定着を狙っているようだ。24日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在24歳のギャラガーは、6歳からチェルシーで練習している下部組織出身選手で、これまでチャールトンやスウォンジー、ウェスト・ブロムウィッチへのレンタル移籍を経験。2021-22シーズンにレンタル移籍したクリスタル・パレスで年間最優秀選手に選出される活躍を見せ、2022年夏からチェルシーに復帰。今シーズンはここまで公式戦38試合出場で4ゴール7アシストを記録するなど、主力としてチームを牽引している。

 そんなギャラガーチェルシーで安定したパフォーマンスを見せていることもあり、イングランド代表での存在感を高めていて、23日に行われたブラジル代表との国際親善試合では先発出場し、75分までプレーを果たしている。

 注目の一戦で起用されたギャラガーは「クラブであろうと代表であろうと、サッカーではどこでも経験を積めば、特定の部分は成長できると思う」と語りながら、今夏に行われるEURO2024に臨むイングラン代表メンバー入りを目指していることを強調した。

チェルシーで2つの大会に勝ち上がった経験を得たことは、イングランドでの大会でそのポジションにいる時に役に立つと思う。今シーズン、僕はチェルシーでステップアップしてよりリーダーにならなければならなかったけど、そのことを本当に楽しめているし、それが選手としてもさらに成長するのに役立ったと思う」

「クラブでいいパフォーマンスを披露していれば、それは常に助けになる。(イングランド代表の)ガレス(・サウスゲート監督)たちが見ているのはそこだ。僕はこれからもチェルシーのために全力を尽くすし、それによってチームに加わる最高の機会を自分自身に与えるつもりだ」

代表定着を狙うギャラガー [写真]=Getty Images