チョコレートプラネットがMCを務めるバラエティ「超町人!チョコレートサムネット」(毎週日曜夕方16:25-17:25 メ〜テレTVerで2週間見逃し配信中)。2組のサムネハンター(調査隊)が東海地方の様々な町を訪れ、出会った人々の“サムネイルになりそうな要素”を発掘する番組だ。3月24日の放送では、村上健志(フルーツポンチ)と高橋みなみサムネハンターとして登場し、愛知県清須市エリアの‟超町人”探しのロケに挑んだ。

【写真】愛知県・清須市で見つけた「平均年齢75歳スーパーおばあちゃん軍団」ほか、超町人完成サムネずらり

■パソコンを自作したスーパーおばあちゃんチョコプラが驚愕!

今回の舞台は愛知県清須市織田信長ゆかりの城で、映画「清須会議」の舞台にもなった清洲城が街のシンボル名古屋市の隣に位置しており、名古屋駅からは電車でおよそ10分。アクセスの良さから“暮らしやすい町”としても注目を集めている。歴史をはじめご当地グルメや名産品にも溢れているこの町に、村上健志(フルーツポンチ)と高橋みなみの2人がサムネハンターとして降臨。

まずは高橋が清洲城周辺で‟超町人”探しを開始。すると、高齢の男女数人が集まっているのを発見!彼らは鯱城学園(生きがい作りと地域貢献できる人材の育成を目的とした60歳以上の方のための大学)の元同級生で、平均年齢75歳の仲良しグループだという。

メンバーの中には「55年間、毎朝5時に起きて近所の公園で体操をしている女性」や、「干支の龍(辰)を折り紙で作れる女性」、「中古品を解体してパソコンを自作した女性」など、まさに‟超町人”と呼ぶべき人たちばかり。最初から奇跡的な出会いを果たした高橋は、「ここにいる人アクティブすぎ」と大興奮でロケを楽しんでいた。VTRを見た長田庄平は「79歳でパソコンを自作!?すごい!」と驚きの表情を見せ、松尾駿は「和紙で(パソコン)作ったの?」とツッコミを入れながらも「自分の親世代だから見てるだけでグッときちゃった」とコメント。一発目から「平均年齢75歳スーパーおばあちゃん軍団」というインパクト大なサムネが完成。

続いて、新清洲駅を探索中の村上。人通りが少なく、手当たり次第声をかけるも「時間がない」と断られてしまう。そこで神社に移動した村上だったが、同じく人がいないという寂しい状況に…。この日吉神社は、豊臣秀吉の母親がここで祈願し、秀吉を授かったという言い伝えがあり、ストレートな言葉が書かれている恋みくじが有名だという。恋みくじを引いた村上は「妻との今後のことを占って…」と言いつつメッセージを確認。すると紙には「その女と別れろ」という不吉な言葉が書かれており、チョコプラの二人は大爆笑。村上は苦笑いしながら「その女と別れろじゃないよ」とコメント。そのあとスタジオで本日のサムネ一覧を見たチョコプラの二人は、気になるサムネ満載で興味津々。

続いて、清洲城を探索中の高橋のVTRへと戻り、お土産売り場で売っていた18万円織田信長の金属製フィギュアが気になった高橋は、フィギュアを製作した会社を訪問。この会社では自動車のゴムの部品の金型を作っており、社長の発案で金属加工の高い技術を活用して信長像のような物も製造しているという。

そして驚くことに、社長は月曜日と火曜日は医者として循環器内科で勤務していると話し、「二刀流やん。大谷翔平じゃないですか」とビッグネームを出す高橋。続けて、医者としての経歴の方が長いことを知った高橋は「すぐに会社を継がなかったのはなぜ?」と訪ね、社長は「反抗期だったから」と、真面目そうな見た目からは想像できない意外な過去を明かした。他にも週末だけ大分にいる家族と過ごしていることや、ジョッキーの武豊と共同で鎧を開発したことがわかり、ただの‟超町人”ではないことが判明。そして「アイデア社長の驚きの2重生活」というサムネが完成した。

■高橋のコメント能力の高さに「さすがリーダーだよな」と感心するチョコプラ松尾。

撮れ高満載の高橋と違って前途多難な状況の村上に、スタジオから「がんばれ!」と声をかける松尾。VTRではパン屋を訪れた村上が、フランス人のパン職人を発見。日本にフランスパンやクロワッサンを伝えたと言われているパンの神様レイモン・カルヴェルが師匠で、その師匠のススメで来日したという。パン職人が店主を務めるこのパン屋は一日に100本フランスパンが売れるほど人気で、パンを試食した村上は「めちゃくちゃうまい」と満足そうな表情を浮かべた。

続いて美濃路街道を探索中の高橋は、アジア各国を旅しながら雑貨や衣料を買い付けている男性と出会い、この男性から古民家カフェの店主を紹介される。カフェを訪れると美しい女性店主が登場し、どんな‟超町人”なのか店内を探る高橋。すると、先ほどのアジア雑貨の店主の似顔絵が書かれたハガキを発見。実は店主はプロの似顔絵師もしているという。可愛い似顔絵を描いてもらった高橋が嬉しそうな表情を浮かべながら店の奥を覗くと、そこにはステージが。

なんとこの店主、三味線奏者でもあり、店のステージで定期的に演奏会を行なっていることを明かした。実際に三味線を弾きながら歌う店主の姿に高橋は「めちゃくちゃかっこいい!」と感動。続けて「何足ものわらじの中で1足も脱ぎかけのものが無い」とコメントした高橋に対し、長田が「良い例えをするな」と一言。松尾も「さすが(AKBの元)リーダーだよな」と感心した様子を見せた。

■村上はモダンバレエに挑戦、高橋は天才ブレイクダンス少女を発見!

続いて、人の多い清洲城で調査を開始した村上は、モダンダンスをやっているというダンサーの女性に遭遇。国際コンクールで優勝した経験を持ち、清洲市にある自身の教室でダンスを教えているという。さらに高校のダンス部も指導しており、全国大会や世界大会優勝に導いてきたという話から、村上はレッスン風景を見学しに練習スタジオを訪れることに。小学生に混ざってモダンバレエのレッスンを体験した村上は、「うまい」と先生から褒められ意外な才能を発揮。村上のレッスン風景を見て「褒めて伸ばすタイプの先生」と松尾、長田は「表現しようとする(村上の)パワーがすごい」と真面目にコメント。その後も必死でレッスンについていくも、運動神経が悪いのかコミカルな動きの村上の姿に、チョコプラの二人は思わず笑ってしまうのだった。

一方、夜の街を探索中の高橋は、平日はサラリーマンとして働き、週末はブレイクダンスの講師をしている男性と出会う。男性の教え子に中1の天才ダンサー少女がいることを聞き出すが、あいにくこの日は海外遠征に行っているため会うことは叶わず。その少女は2023年の「ブレイキン」全日本大会で3位になったと知り、「会いたかった」と残念そうな表情を浮かべる高橋。

その後、番組スタッフがコンタクトを取り、天才少女がスタジオに登場。チョコプラの目の前でダンスを披露すると、二人はダンスのレベルの高さに圧倒されてしまう。少女は将来の夢を聞かれて「世界一のBガールになりたい」と堂々とコメント。その言葉に「久しぶりに女の子の口からBガールって聞いた。テンション上がっちゃった」と松尾が大興奮し、続けてチョコプラの二人はブレイクダンスに挑戦。長田は背中を床につけて見事に回転するも、「あっつ!」と言って笑いを誘い、大盛り上がりのなか番組は終了。

MVC(街のNo. 1超町人に与える称号)には、“スタジオで試食したパンが美味しかったから”という理由で「パンの神様に愛された男」が選ばれた。

■「偶然発掘した超町人が披露する世界レベルの特技」が番組の大きな見せ場に

コミュニケーション能力に加えてコメント能力の高さを発揮した高橋のVTRと、マイペースに“超町人探し”をするゆる〜い村上のVTRのギャップの面白さが印象的だった今回の放送。今後はどんなサムネハンターの組み合わせになるのか、ますます期待値が上がったと言える。また、今回は三味線奏者や世界レベルダンサーなど、番組内で特技を披露してくれる超町人が登場した場面も大きな見どころとなった。今後サムネハンターがどんな超町人と遭遇するのか、来週の放送を楽しみに待ちたい。

「超町人!チョコレートサムネット」3月24日(日)放送回より/(C)メ〜テレ