株式会社桃谷順天館(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:桃谷誠一郎)は、2025大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」 展示・出展ゾーン リボーンチャレンジにおいて、2つのプロジェクトでの出展が決定しました。
2025年6月10日(火)~16日(月)は 「未来の生活スタイル~スマートルーム~」 、2025年9月23日(火)~29日(月) は「サステナブルに基づく繊維・ファッション産業の未来共創プロジェクト」に参加し、新時代のスキンケアやファッションを提案します。
また、当社は 2025年6月10日(火)に創業140周年を迎えます。

(左)肌データを常時観測するメガネ型デバイス(開発途中)、(右)独自開発した「モイストファイバー」

【本件の背景】

創業138年、美と健康を追求し続けている桃谷順天館グループは、 “人と地球の美しい未来を創る~For Beauty and Well-being~ ”のパーパスの元、様々なチャレンジを続けてきました。

2025年大阪・関西万博における大阪ヘルスケアパビリオン「展示・出展ゾーン」では、万博に向けて新技術開発などに取り組む、大阪の優れた中小企業・スタートアップを発掘・支援し、その象徴的な成果、活躍を効果的に発信するための「リボーンチャレンジ」が実施されています。このたび、この「リボーンチャレンジ」において、大阪シティ信用金庫が実施する「未来の生活スタイル~スマートルーム~」と、大阪商工会議所 協同組合関西ファッション連合が実施する「サステナブルに基づく繊維・ファッション産業の未来共創プロジェクト」の2つのプロジェクトへの出展が決定しました。

【140年目の挑戦~みらいの化粧品の提案~】

展示では、肌データを常時観測し、肌トラブルを改善する未来のスキンケアや、当社が独自開発したスキンケア効果のある繊維「モイストファイバー」を活用した、人や地球に優しいファッション等を提案する予定です。

当社は、大阪・関西万博が開催される2025年の6月10日に創業140周年を迎えます。本拠点を大阪に構え、成長を続けてきた化粧品メーカーだからこそ提案できる、次世代・世界へ向けた新しいスキンケアやファッションの発信に貢献するため、現在プロジェクトを進めています。

大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn 提供:(公社)大阪パビリオン

【「未来の生活スタイル~スマートルーム~」概要】

実施主体:大阪シティ信用金庫

開催場所:2025大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン 展示出展ゾーン(約160平方メートル )

開催期間:2025年6月10日(火)~16日(月)

出展企業:大阪府下に事業所、活動拠点を持つ中小企業 38社(当社を含む)

展示タイトル:未来の生活スタイル~スマートルーム~

【肌トラブルを早期発見する技術】

洗顔後の経皮水分蒸散量をメガネ型デバイスで計測した結果。一定値で観測できていることがわかる。

肌の健康を保つには、肌状態を知り、その時々に応じた適切な対処を行うことが重要です。肌状態の理解には経皮水分蒸散量などの定量的な指標が用いられますが、測定には大きくて高価な機器が必要となり、日常における定常的な測定は難しいという課題があります。

当社では、定常的に肌測定を行い、肌の健康維持を支援できるメガネ型のデバイスを、神戸大学大学院工学研究科の寺田努教授グループと共同研究で開発しています。この技術を活用し、様々な肌トラブルを迅速にケアできる対処方法の研究も進めています。

未来の生活スタイルとして、肌を常時観測し、肌トラブルに早期対応することで、肌トラブルをゼロにできるような展示を提案する予定です。

【「サステナブルに基づく繊維・ファッション産業の未来共創プロジェクト」概要】

実施主体:大阪商工会議所 協同組合関西ファッション連合

開催場所:2025大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン 展示出展ゾーン(約160平方メートル )

開催期間:2025年9月23日(火)~29日(月)

出展企業:大阪府下に事業所、活動拠点を持つ中小企業 17社(当社を含む)

プロジェクト名称:「サステナブルに基づく繊維・ファッション産業の未来共創プロジェクト」

展示タイトル:“ ハダカじゃいられないから” チェンジファッション!!

     ʻYou canʼt go nakedʼ : transforming fashion to the future!

ブースイメージ ※現在のイメージ案のため、変更の可能性あり。

【モイストファイバーとは】

サステナブルに基づく繊維・ファッション産業の未来共創プロジェクト」では、触れた肌にスキンケア効果をもたらす「モイストファイバー」や、創業から続く調香技術を活用し、参加する他企業とも共創しながら、人や地球に優しいファッションを提案する予定です。

モイストファイバーとは、当社が独自に開発した、肌の善玉菌を増やす成分「フローラコントローラFC161」を練りこんだ繊維のことです。

フローラとは、腸内フローラに代表される“細菌叢”のことを言い、近年、健康・美容分野で注目を集めています。肌にもフローラは存在し、200種以上の皮膚常在菌が存在しています。皮膚常在菌は、美肌菌に導く善玉菌や悪玉菌、日和見菌から成り立ち、肌細胞と相互に作用し、バランスを保っています。この皮膚常在菌叢をスキンフローラといい、肌のコンディションと密接な関わりを持ちます。

当社では、健やかな肌には肌表面の細菌叢が大きな影響を与えていることに着目し、悪玉菌を抑え、肌に潤いを与えバリア機能を高める、善玉菌を増やす独自成分「フローラコントローラFC161」を世界で初めて開発しました。この「フローラコントローラFC161」を繊維に練りこんだモイストファイバーは、肌の水分量を維持して肌環境を改善することができます。モイストファイバーが練りこまれた布と、練り込んでいない布を肌に貼付すると、モイストファイバーを貼付した肌は、4時間後に水分量が約1.4倍となりました。

FC161を練り込んだ布と、練り込んでいない布を肌に貼付し、4時間後、肌の水分量を検証した結果

【担当者コメント】

桃谷順天館 桃谷総合文化研究所

所長 杉野 哲造(すぎの ていぞう)

当社は、1885年の創業時に世界で初めて西洋医学処方による化粧水「にきびとり美顔水」を開発して以来、美と健康にまつわるありとあらゆる分野で人々のお役に立てるよう最先端の研究を続けてきました。

化粧品の効果はお肌への作用だけではなく、心や精神へも影響し、様々な身体のトラブルにも働きかける可能性が示唆されてきております。肌トラブルをゼロにし、すべての人が心豊かで快適な生活をすごせる“みらい”を大阪・関西万博で魅せることができればと考えております。

当社創業140周年の節目でもある2025年に、大阪府内のさまざまな大学や企業と協同し、産官学連携で万博を盛り上げることができるよう、プロジェクトを進めてまいります。

■株式会社桃谷順天館
 https://www.e-cosmetics.co.jp/

【概要】
 桃谷順天館グループは、約400年続く薬種業を受け継いだ創業者が1885年(明治18年)にきびに悩む妻のために創った「美顔水」をきっかけに新たに化粧品製造業を創業し、これまで138年美と健康を追求してきた化粧品メーカーです。

「人と地球の美しい未来を創る ~For Beauty and Well-being~」をパーパスに掲げ、4社からなるグループ経営を行っています。

 永い歴史とともに培った技術力と品質力をさらに進化させ、国内外で包括的に『美』を提供する企業グループを目指し、企業活動を続けています。

桃谷順天館グループのニュースリリース一覧

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/28974

配信元企業:株式会社桃谷順天館

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