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氷川きよしのカバーアルバム「氷川きよしの昭和歌謡史」が4月17日にリリースされる。

【写真】黒の番傘を肩にかけた氷川きよし

アルバムには歌手生活23年の間に氷川がカバーした全230曲のうち、氷川本人がセレクトした昭和の名曲を年代順に全50曲収録。藤山一郎「酒は涙か溜息か」、霧島昇「誰か故郷を想わざる」、春日八郎「赤いランプの終列車」、村田英雄「王将」、美空ひばり「人生一路」、八代亜紀「もう一度逢いたい」、吉幾三「酒よ」など昭和の各年代を網羅した楽曲が収められる。日本コロムビアの制作担当は「氷川さんご本人のセレクションによって芯のあるアルバムとなりました。 この一枚で昭和の歌謡シーンを網羅できる内容となっています。22歳でデビューし、驚くべき歌唱力とその心地よい歌声で、聴く人の心を魅了し続けている氷川きよしの宝箱のようなアルバムです。この凛々しくも美麗な袴姿と共に昭和の歌謡曲の変遷を感じていただけたら幸いです」とコメントしている。

この発表に合わせて、ライトブルーの袴に身を包んだ氷川の新たなビジュアルが公開された。

氷川きよし「氷川きよしの昭和歌謡史」収録曲(※カッコ内はオリジナル歌手 / リリース年)

DISC 1

01. 酒は涙か溜息か(藤山一郎 / 1931年))
02. サーカスの唄(松平晃 / 1933年
03. 赤城の子守唄東海林太郎 / 1934年
04. 大江戸出世小唄(高田浩吉 / 1935年
05. 刃傷松の廊下(真山一郎 / 1936年
06. 妻恋道中(上原敏 / 1937年
07. 人生の並木路(ディック・ミネ / 1937年
08. 九段の母(塩まさる / 1939年
09. 誰か故郷を想わざる(霧島昇 / 1940年
10. 勘太郎月夜唄(小畑実、藤原亮子 / 1943年
11. かえり船(田端義夫 / 1946年
12. 炭坑節(赤坂小梅 / 1948年
13. 越後獅子の唄(美空ひばり / 1950年
14. 赤いランプの終列車(春日八郎 / 1952年
15. リンゴ追分(美空ひばり / 1952年
16. 伊豆の佐太郎(高田浩吉 / 1953年
17. 白鷺三味線(高田浩吉 / 1954年

DISC 2

01. 月がとっても青いから(菅原都々子 / 1955年
02. あの娘が泣いてる波止場(三橋美智也 / 1955年
03. 弁天小僧(三浦洸一 / 1955年
04. 雪の渡り鳥三波春夫 / 1957年
05. 東京だョおっ母さん(島倉千代子 / 1957年
06. 港町十三番地(美空ひばり / 1957年
07. 無法松の一生~度胸千両入り~(村田英雄 / 1958年
08. ダイナマイトが百五十屯(小林旭 / 1958年
09. 古城(三橋美智也 / 1959年
10. 王将(村田英雄 / 1961年
11. 沓掛時次郎(橋幸夫 / 1961年
12. 恋は神代の昔から(畠山みどり / 1962年
13. 出世街道(畠山みどり / 1963年
14. 柔(美空ひばり / 1964年
15. アンコ椿は恋の花(都はるみ / 1964年
16. 函館の女(北島三郎 / 1965年
17. あの娘たずねて(佐々木新一 / 1966年
18. 夫婦春秋(村田英雄 / 1967年

DISC 3

01. 三百六十五歩のマーチ(水前寺清子 / 1968年
02. 人生一路(美空ひばり / 1970年
03. 女のみち(宮史郎とぴんからトリオ / 1972年
04. 襟裳岬(森進一 / 1974年
05. 酒場にて(江利チエミ / 1974年
06. もう一度逢いたい(八代亜紀 / 1976年
07. 北国の春(千昌夫 / 1977年
08. 人生峠(村田英雄 / 1979年
09. おまえに惚れた(美空ひばり / 1980年
10. 風雪ながれ旅(北島三郎 / 1980年
11. 哀しみ本線 日本海(森昌子 / 1981年
12. 兄弟船鳥羽一郎 / 1982年
13. さざんかの宿(大川栄策 / 1982年
14. 北の蛍(森進一 / 1984年
15. 酒よ(吉幾三 / 1988年

氷川きよし