2024年のメジャーリーグは韓国・ソウルでのドジャース対パドレス戦で華々しく幕を開けた。そして、米国でも現地時間3月28日（日本時間29日）、全球団による国内開幕カードが行われる。
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本格的なシーズンスタートを前に、オープン戦などで実戦も行われてきており、今季のルーキーの活躍を占う話題も盛り上がりをみせている。もちろん日本人選手の名前も挙がっており、すでにメジャー初マウンドを踏んだドジャースの山本由伸や、スプリングトレーニングの登板で好投が伝えられている、カブスの今永昇太も高い評価を受けているようだ
米野球メディア『Just Baseball』が現地時間3月24日（同25日）、今季の両リーグの新人王争いについての特集記事を配信している。その中では、米スポーツベットサイト『BetMGM』による新人王レースのオッズも掲載、山本、今永はいずれも有力候補として紹介されている。
ナ・リーグ上位20人の中で最もオッズが低く、「一番人気」となっているのが山本だ。同メディアは日本人右腕について「フリーエージェントで最も高給取りだった選手の1人。最終的にドジャースと契約したが、この春は苦戦を強いられている。スプリングトレーニングでの防御率は8.38で、レギュラーシーズン初先発はわずか1イニング5失点で終わった」とここまでの投球内容を振り返った。
その上で「彼は間違いなく解決すべき問題を抱えているが、1年は長い。ヤマモトはまだ衝撃的な腕を持っており、シーズンが進むにつれて調子を上げていくに違いない」と指摘している。
また、これから公式戦デビューを迎える今永はリーグ内で6番目に位置付けられており、「今オフはヤマモトの影に隠れていた。しかし、この春は2人の中で彼の方が上だった」と評している。さらに13奪三振を記録したマイナー戦でのピッチングなども称えながら、「このままの投球を続ければ、イマナガは新人王を狙えるだろう」と見解を示した。
他にも同リーグ内では、ブルワーズのジャクソン・チョーリオ、ジャイアンツのイ・ジョンフ、パドレスのジャクソン・メリルなども有力候補として示されている中、同メディアは今永を高く評価。「ショウタ・イマナガが大きなインパクトを残すと確信している。彼はカブスのローテーションの重要なピースになるだろう」などと見通している。
いよいよ、本格的に開幕するメジャーリーグの新シーズン。日本人選手に注目が集まる新人王争いも、今季の大きな見どころとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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