医療法人社団しん治歯科医院(香川県高松市 理事長 高橋伸治)は、開業当初から一貫して「予防歯科」中心の医院作りを行ってきました。2024年で開業34年目。自分の健康は自分で守るという意識に目覚めた来院者が定期健診に訪れる数は年間のべ15,000人。スタッフ80名、診療台21台、医院全体の売上は7.5億円まで成長。更に近年では口腔機能を改善する専門的トレーニングにも力を入れています。
令和6年に実施される診療報酬改定では、従来通り「予防歯科」への重要性を維持しつつも、新たに「口腔機能管理」分野にも重要性が強化される予定です。「予防歯科」からの「口腔機能管理」という適用は、まさにこのモデルケースといえます。

多くの歯科医院の経営は歯科治療を中心に設計されていますが、同院はこれに加え「予防歯科」もしっかりと経営の基盤にしています。予防来院者維持率が99%という驚異的なリピーターを数千人も確保しています。同院の成長戦略は「特別な治療技術の追求」「複数医院展開」という歯科業界のスタンダートからは一線を画しており、治療ではなく「予防歯科」を通じて顧客満足度を向上させることに徹底的にこだわりを持っています。地域に根ざした医院だからこそあえて医院は1つにして組織の効率化と大型化することで需要に応じています。「予防歯科」に訪れる来院者を長期にわたって診ていくなかで口腔機能管理の必要性も見えてきました。そのため同院では数年前から口腔機能維持・改善の専用トレーニングをメニュー化しており、小さな子どもから高齢者まで利用者が年々増加。昨年対比で5倍以上の成長が見込めています。令和6年の診療報酬改定でもこの「口腔機能維持・改善」が重要視されており、今後の歯科医院のスタンダートとして「予防歯科」+「口腔機能維持・改善」のモデルとして既に実現できている事例です。

高橋伸治院長コメント ;予防歯科の次は口腔機能改善、理由は高齢化とコロナ禍。

「当院は『健康な人が訪れる歯科医院』がコンセプトです。

口には歯だけでなく、舌もあり食べること、息を吸うこと、話すことなど、あらゆる機能があります。口を通じて全身の健康をサポートしていきたいのです。子供は、口の機能の発達が不十分な場合は歯科医院のトレーニングで成長を促進させます。高齢者は機能が年齢に伴い低下してくるので、それ以上悪くさせない、あるいは機能改善を狙えます。飲み込みの機能が低下することで発生する誤嚥性肺炎を防ぐことにも繋がります。

舌から表情筋まで含めた専門的トレーニングをすることで、顔の動きが変わり血液の循環が良くなります。トレーニングの結果は、舌圧計という装置で毎回計測し数値化して管理します。

子どもの機能発達が遅れている理由の1つが口呼吸です。コロナ禍でマスクをして過ごしてきたため、口で息をするのが習慣になっている子供も少なくなく、いまこうしたケアが求められていると考えています。」

歯科医院情報

医療法人社団しん治歯科医

理事長 高橋伸治

〒761-0123 香川県高松市牟礼町原594−1

創立 1990年10月

https://shinji-shika.jp

医院訪問情報

香川県国道11号線沿いにある歯科医院を訪問したのは土曜日のお昼時。

高松駅からは10kmほど離れた同院付近は住宅もまばらで、大きなマンションがあるわけでもなく、海と山と田畑に囲まれた典型的な普通の地方都市。「しん治歯科医院」は2階建て。院内に入ると衝撃だったのは診察台が21台もあり、その多くが来院者で埋まっていることだった。未就学の子供から高齢者までこの日は200人程度の来院者でにぎわっていた。繁盛のポイントは歯科衛生士が行う「予防歯科」と「口腔機能維持・改善」にあるという。むし歯や歯周病を予防する歯石除去やフッ素塗布、口腔機能を維持・改善させるための舌や口周りの専門的トレーニングを目的に来院する人が過半数だった。同院の予防歯科の来院者は3か月に1度通い続けている。その継続率は99%以上、10年~30年と通い続けている人が多い。実は予防歯科の診療報酬は収益性が高くずっとリピートしてもらえるため経営の基盤となるそうだ。同院ではこの「予防歯科」来院の次の手立てとして「口腔機能維持・改善」の診療を強化し、より来院者の健康づくりと経営向上をねらっていくとのことだった。

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