ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が25日（日本時間26日）に会見を実施。自身の通訳を務めた水原一平氏の違法賭博に言及し、ネット上の注目を集めた。
■大谷選手がコメント
水原氏は違法賭博への関与や、大谷選手の資金を盗用した疑いでドジャースから解雇。一部メディアではギャンブルによる借金が約6億8,000万円以上であることも報じられている。
25日にはドジャースタジアムにてドジャース対ロサンゼルス・エンゼルスのオープン戦が行われるが、その試合前に大谷選手が会見を開き、水原氏に関する声明を発表した。
冒頭では「僕自身も信頼していた方の過ちというのは悲しく、というかショックですし、今はそういうふうに感じています」と心境をあらわにする。
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■大谷選手は違法賭博への関与を否定
その後はメモを読みながら説明。
最初に「僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それを頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカー（賭博業者）に対して、誰かに送金を依頼したことももちろんまったくありません」と自身は潔白だと話す。
さらに、「数日前まで、彼（水原氏）がそういうことをしていたというのもまったく知りませんでした」と言い、「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ皆に嘘をついていたというのが結論」と真実を明かした。
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■水原氏の嘘
大谷選手の代理人などに対して水原氏は嘘をついていたという。
水原氏は自身の借金について、「（大谷選手が）肩代わりしたという話」を代理人にしたそうだが、「これらはまったく、すべてが嘘だった」とのこと。
また、水原氏は代理人やチーム関係者に対し、大谷選手と借金に関する相談を済ませていると嘘を語っていたよう。
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■事実を知ったタイミングは…
大谷選手が水原氏の問題を知ったのは「韓国での第1戦が終わったあとに行われたチームミーティングです」と伝えた。
そのミーティングのときまで水原氏がギャンブル依存症だったことを知らず、試合後にホテルで水原氏と話して巨額の借金を知ったそう。
その際、水原氏が大谷選手の口座から無断で送金していたことも明かされたという。
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■「残念」「依存症の典型的なパターン」
大谷選手の会見には世間の注目が集まり、X（旧・ツイッター）上では「大谷の会見」「大谷の口座」「水原通訳の違法賭博」などの関連ワードがトレンド入り。
「最高のペアだと思ってたから残念だ」「一平さん、本当に残念。たくさんの人のお手本になるべき人だったのに」「すべて一平さんのでっち上げだった。もう依存症の典型的なパターンじゃん」と失望する声が相次いだ。
また、大谷選手が違法賭博に関与していないと明かされ、「ホッとしました」「良かった」と安堵するユーザーも見られる。
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