高級タワマンの最上階に住まいを持ち、三カ国語をあやつり社交ダンスを嗜む…庶民の想像をはるかに超えるセレブな義母と、かたや、雨の日は常に屋根から雨漏り、着るものは基本お下がりとボンビーメモリーあふれる貧乏な実家―――その対照的な暮らしぶりをおもしろおかしく描いた圧倒的格差漫画「義母はセレブ実家は貧乏」。Instagramでの連載時には「お腹がちぎれるくらい笑いました!」「想像を超えてました」などの声が寄せられ人気を博した本作がパワーアップしてウォーカープラスに登場!作者・パニまま(@panimama5)さんの抜群のギャグセンスと両家の衝撃的な貧富の差に、爆笑必至のエピソードをお届けします。

【漫画】高級タワマンセレブな義母VS常時雨漏りボンビー実家の違いに刮目ッ!

今回は、はじめて回転寿司に行く両家のエピソード!自動で回る寿司や爆速で飛んでいく注文品に驚きばかりのマダム。一方、誕生日という特別な日に回転寿司にやってきたバーバーはその珍しさに暴れまくる!?

――はじめての回転寿司にワクワクされるマダムがかわいらしい回でした。あの蛇口は、一見すると確かに用途がわかりづらいですよね。お寿司自体もマダムのお口に合ったのか気になります。

熱湯の出る蛇口は本当に驚いていました。お寿司の味に関しては「ユニークな…お味…ね」といった感じでお茶を濁していましたが、とても楽しそうでした。

あと、漫画には描き切れなかった回転寿司でのエピソードがあります。実はそのときのマダムの衣装が背中パックリ真っ赤なワンピースにレザージャケットという装いだったのです!チェーンの回転寿司屋に行くには大分攻め込んだ衣装で来店されていました(笑)。

――バーバーのお誕生日祝いに回転寿司というのも温かくてかわいらしかったです。パニままさんの実家の恒例だったりするのでしょうか?歳に関係なく、寿司(のネタだけ)をばくばく食べるバーバーはたくましかったです。

実家では恒例行事を祝うという習慣がないため、一応プレゼントはもらえるけど食事はいつも通り安定の芋煮でした。ごくごく稀に祝いでお寿司が出るのですが基本「助六」で、海鮮が乗った寿司が奇跡的に出たとしても、バーバーがネタ剥がしの術を使うために、気が付くと私たちはシャリばかり嚙まされていました。

筆者が回転寿司に初めて行ったのは十数年前ですが、注文もお茶汲みもお皿の返却も、すべて卓上で完結することに驚いたことをおぼろげに覚えています。皆さんの初お寿司の思い出には何があるでしょうか。

取材・文=澤田麻依

人生初の回転寿司に翻弄されるセレブ義母。未知の世界を楽しんでおられます(「義母は セレブ実家は貧乏」5より)/パニまま