パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)が同僚の発言に反応した。

今季限りでのPSG退団を決意したとされ、長らく紐ずくレアル・マドリー行きが有力視されるムバッペPSGを率いるルイス・エンリケ監督からも「キリアン抜きの戦いに慣れないと」などの発言が飛び出したりと移籍を連想させる事柄が多々あるなか、この3月も代表活動に参加している。

そのなか、先んじてレアル・マドリープレーし、代表で共闘するMFオーレリアン・チュアメニは先日、「スペイン人はもうキリアンという選手を知っているけど、毎日ように彼を見たら、より偉大さを感じるだろうね」とコメントした。

ムバッペも先のフランス『Telefoot』で「クラブ(PSG)ではもう話題にもなっていない」と“決着済み”をほのめかし、話題を呼ぶなか、フランス『Le Parisien』によると、26日に行われる国際親善試合のチリ代表戦に向けた会見でチュアメニの発言に対するリアクションを求められ、こう返した。

「僕のことを話していたね。僕は(チャンピオンズリーグのラウンド16で)レアル・ソシエダと対戦し、今度は(準々決勝で)バルサと対戦する。さらに突破すれば、アトレティコ・マドリーと対戦しうるんだ」

「だから、彼ら(スペイン人)はもう少し僕のことを見ることになる。僕という選手をかいま見ることになる。(チュアメニが言いたかったのは)それだけだよ」