ユベントスアタランタからオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)の獲得を目指し、様々なプランを検討しているようだ。

ユベントスが獲得に本腰を入れるコープマイネルス。たびたび優れた人材を輩出するオランダのAZから2021年夏にアタランタ入りした攻撃的MFは、今季のセリエAで2桁得点10ゴールを記録し、ヨーロッパリーグ(EL)でもベスト8進出を掴んだチームをけん引している。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、関心を寄せるはユベントスだけでなく、今やインテルミラン、さらにリバプールマンチェスター・ユナイテッドからも熱視線が。移籍先として現実的なのは、現状ユベントスリバプールとのことだ。

リバプールについてはEL準々決勝でアタランタと対戦予定となっており、この機会を利用してクラブ間協議に臨む可能性も。

一方のユベントスは、あくまでプランの1つとして、下部組織から育て上げた超逸材、U-19オランダ代表DFディーン・ハイセン(18)をアタランタとの交渉で提示する案を練っている模様。ローマレンタル移籍中のハイセンは、ダニエレ・デ・ロッシ監督の下で順調に成長中だ。

「ハイセンをアタランタに提示」が移籍金引き下げを狙ったものであることは明白だが、1年レンタルなのか、完全移籍での譲渡なのか、あるいは買い戻しオプション付帯での譲渡なのか…今のところ詳細は不明。

ハッキリしているのは、“個を伸ばすスペシャリストアタランタジャンピエロ・ガスペリーニ監督が、ハイセンを大変気に入っているということだ。

ローマも買い取りを目指すとされるハイセンだが、今夏の動向やいかに。コープマイネルスとともに、これから目が離せなくなりそうだ。