世界の若手起業家によるネットワーク「EO(Entrepreneurs' Organization、起業家機構)」に所属する一般社団法人EO ALL KANSAI(所在地:大阪府大阪市)は、桃山学院大学ビジネスデザイン学部(所在地:大阪府大阪市)と産学連携し、3月19日に桃山学院大学あべのBDL(ビジネスデザイン・ラボ)にて、学部に所属する学生(新2年生・新3年生)29名と、最高の車体験を創造する新しいカーアイテムのビジネスアイデアの発表会を実施しました。

今回のプロジェクトはEOメンバーであり、廃車買取サービス「ハイシャル」や、中古車フリマサイト「クリ

マ」、車陸送サービス「車陸送.com」、総合自動車サービス「mobiful」など自動車に関わる様々なサービスを展開するユニオンエタニティ株式会社(大阪府大阪市、以下「ユニオンエタニティ」)の代表取締役 安部哲史氏(写真)、取締役 角田裕典氏が講師として参加。日頃、大学で人を幸せにするビジネスデザインを学んでいる新2年生・新3年生のZ世代の学生たち29名が実際のビジネスを肌で感じながら、人とのつながりを大切に成長し続けていくことを企業理念とするユニオンエタニティの新しいカーアイテムを創造するプロジェクトで、2月28日キックオフから3週間、全6回の授業を通して取り組みました。

授業では、桃山学院大学ビジネスデザイン学部 実務家教員の岡田明穂先生(写真)のレクチャーのもと、29名の学生たちが7チームに分かれ、チーム内の仲間とともに新しいカーアイテムのビジネスアイデアを考えました。3月19日に大阪・あべののキャンパスで行われた最終プレゼンテーションでは、各チームの学生から、実体験に基づいたものを中心とした次のようなビジネスアイデアの発表が行われました。

廃車する車の部品を再利用して作る、愛着のあるマイカーとの思い出を閉じ込めるオーダーメイドアクセサリー。アクセサリーにはシリアルナンバーを刻印。公式サイトにて入力すれば、3Dモデリングした車輛データや、廃車前の車の写真アルバムが閲覧できる。

  • 娘からお父さんに感謝を伝える洗車グッズ販売サイト

肩たたき券のように子供の頃を思い出して楽しめる「With me ticket」や、中に手紙や思い出の写真を入れられる紙石けん封筒「溶けない思い出」などをオンライン販売。洗車を通してお父さんに素直に言えなかった気持ちが伝えられる。

  • 足元に巻く電気ブランケット「あしがみ」

女性の運転中に起こる足元が冷える問題を解決する、足元に巻くタイプの携帯できる電気ブランケット。必死に足にしがみついて足元を温めてくれる動物のデザインがキュート。

  • 免許返納後の高齢者をスーパーまで送り迎えするサービス「スーパーHERO」

まだまだ働きたい定年後のシルバー世代が、買い物に行きたい免許返納後の高齢者をスーパーまで送り迎えするサービス。ハイシャルで廃車した人だけが利用できるようにする。

  • 高速代やガソリン代の割り勘問題を解決するゲームアプリ「Booo

友人とのドライブにおける高速代やガソリン代の割り勘問題を解決するゲームアプリ。シンプルなゲームで順位付けをすることで、高速代+ガソリン代の支払い金額が決定。気まずいドライブ中の割り勘問題が楽しみながら解決できる。

  • 車の歴史を写真に刻むアプリ「Kizamo」

愛着のある車との思い出をカタチに残す、車の歴史を写真に刻むアプリ。写真の撮影や保存、親しい人へのシェア機能が楽しめるほか、思い出の写真をTシャツやマグカップといったグッズにすることもできる。

  • 0円で借りれる中古車レンタカー「儲かってまっカー」

免許取りたてで運転が不安な20代の若者や、久しぶりの運転で不安を抱える人が0円で借りれる中古車レンタカーサービス。運転採点システムを導入し、安全運転をするほど高得点になり0円でレンタルすることができる。

ユニオンエタニティの安部社長やEOメンバーである起業家を含む合計7名による審査の結果、優秀賞には「儲かってまっカー」が、敢闘賞には「あしがみ」が輝きました。「儲かってまっカー」「あしがみ」は今後ユニオンエタニティにて学生たちとともに実現化へ向けて進んで参ります。

Z世代の学生たちの柔軟な発想力を活かし、人の笑顔を創造する新たなビジネスモデルを考えることを通じて、学生たちが実際のビジネスを肌で学び、起業家と交流する場を提供する、桃山学院大学ビジネスデザイン学部との産学連携プロジェクトは、今後も続いてまいります。

年商1億円を超える起業家のみで結成されたEOには、さまざまな経験やバックボーンを持つ起業家やアトツギ経営者たちが所属しています。私たち EO Osakaではこれからも、それらの経験や知見を社会に還元し、世の中に貢献するさまざまな取り組みを行ってまいります。

  • EO Osakaが考える社会貢献について

EO Osakaは、世界組織であるEOの日本における2つ目のチャプター(支部)として、2010年7月に大阪で発足しました。関西に本拠を構える先進的なベンチャーマインドを持つ起業家110名が在籍しています(2023年6月15日現在)。
日本では新興企業数と成長に必要な資金の調達額がともに世界全体の1%程度にとどまっており、スタートアップ後進国と言われています。2022年11月に政府は第二の創業期を作り、日本の経済成長を促進することを目的として「スタートアップ育成5カ年計画」を発表、今後の起業家の育成に力を入れていく方針を打ち出しました。
年商1億円を超える起業家のみで結成されたEO Osakaの起業家たちは様々な経験やバックボーンを持っており、その経験を世の中に発信したり若者に伝えることによって、起業を身近に感じてもらったり、起業を一つの選択肢としてもらうことを目標としています。

<参考URL>
EO Osaka
https://www.eoosaka.org/
桃山学院大学ビジネスデザイン学部
https://www.andrew.ac.jp/businessdesign/
ユニオンエタニティ株式会社
https://union-eternity.co.jp/

配信元企業:一般社団法人 EO ALL KANSAI

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