講師とマンツーマンで学習ができるオンライン語学学習プラットフォームを提供するPreply(本社:アメリカ、CEO:Kirill Bigai)は『マナーが悪い都市』に関する調査結果を発表しました。

全国47都道府県に在住する16~55歳の男女2,008人を対象に「自身が住む都市はマナーが悪いと感じるか」「マナーが悪いと感じる行動は何か」など、マナー違反の実態に関するアンケートを実施し、調査結果をランキング形式でまとめています。

語学学習では単に文法や語彙力を習得するだけでなくその国のマナーや習慣、文化を学ぶことも非常に重要です。まずは自身が住む都市のマナーについて考えてみましょう。

また後半では海外と日本のマナーの違いについても解説しています。海外旅行先で失敗を避けるためにも、ぜひ参考にしてください。

◼️調査結果:

【マナーが悪い都市ランキング】


全国ワースト1位は、2位以下を大きく引き離して大阪が圧倒的な票を集めました。

2位は東京、3位は青森、4位は横浜、5位はさいたまが続きました。

大阪は日本国内でも特に個性的な文化を持つ地域であり、その豊かな文化や歴史、人々の開放性などが、外から見ると「マナーが悪い」と捉えられることもあるかもしれません。

地域別に見ても、近畿地方がワースト1位、2位に関東地方、3位に中部地方の順で並びました。

人口の多さも比例しますが、全国的に近畿地方関東地方はマナーが芳しくないと言えるのかもしれません。

【マナーが良い都市ランキング】


同率で札幌・熊本・千葉が首位に並びました。次いで仙台、神戸と続いています。

なかでも注目したいのが熊本で、JAF(日本自動車連盟)が実施した2023年の全国調査調査「信号機のない横断歩道歩行者横断時の自動車の一時停止率」において、熊本県は全国平均45.1%を上回り、66.1%を記録しています。

道路交通法では、以下の通り横断歩道等における歩行者等の優先が定められています。

「車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く。次項において同じ。)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。」

(引用:法令検索 道路交通法第38条)

【マナーが良い都市・悪い都市(各行動別)】

ここでは各都市でマナー違反な行動13項目をどのくらいの頻度で見かけたことがあるかのアンケートを実施。
各項目の行動を最も多く行っている都市は以下の結果となりました。


上記から、マナー違反な行動が多くとられていたトップ5の項目の都市を見てみましょう。
「マナーが悪い都市ランキング ワースト10」で1位、2位にランクインしていた大阪と東京が目立つ結果となりました。
日本三大都市でもある東京・大阪は、人口が集中しているという理由もあるでしょう。

特に、大阪に関しては外国人観光客からも「親しみやすい」と感じられるという声が多く寄せられるように、人との距離感が近く、人によっては「ずうずうしい」「遠慮がない」という印象を持たれてしまうのかもしれません。

反対に、マナー違反行動が「全くない」「ほとんどない」の回答が多い地域はマナーが良い都市と言えます。

本調査では、金沢、新潟、熊本、旭川、千葉が一番マナー違反行動が少ないことが判明しました。なかでも金沢市はほぼ全ての項目に名を連ねています。

東洋経済新報社による「住みやすさランキング2023 中部編トップ100」では金沢市は5位にランクインしており、上位10位には同じく石川県野々市(ののいち)市や白山(はくさん)市、かほく市など石川県の4市が占めています。

そのほかに新潟市も全ての項目で確認できました。

これはつまり、快適に暮らせると感じている人が多く、マナー違反をする人も極めて少ない都市と言えるでしょう。
石川県新潟県は人口10万人未満の市が多いため、秩序が守られやすい環境と言えるかもしれません。






【ながらスマホは嫌われる?北米でのマナー違反行動】

次に視点を海外に変えて、カナダとアメリカでのマナー違反行動を見ていきます。

北米で嫌がられるマナー違反行動は、意外にもスマホのマナーが目立ちました。

もし英語圏の国へ滞在する場合、事前にネイティブとのオンライン英会話レッスンを受けてみることをおすすめします。

マナーを含む現地の文化や慣習を学ぶには、1:1の個人レッスンを通して言語を学ぶことが一番の近道です。

Preply(プレプリー)では、180以上の国の出身講師が揃う、スペイン語フランス語のチューターなどを含む、計24カ国語をオンラインで気軽に学べるプラットフォームを提供しています。

カナダ

まずはカナダで実施された最も失礼だと感じる振る舞いについての調査(英語)をご紹介します。

マナー違反行動としては、「スマホに夢中になっていて傍若無人になっている」が最も多く、次いで多かったのが「公共の場で騒がしくしている」、3番目には「渋滞時に合流させない」という車走行時のマナーも挙げられました。

アメリカ

カナダ同様、アメリカでも「スマホに夢中になっていて傍若無人になっている」が最も迷惑とされる行為に。次いで2番目には「渋滞時に合流させない」、3番目には歩行者の付近で速度を減速しない」が挙げられました。

両国で嫌がられるマナー行動として共通していた「ながらスマホ」。

特にアメリカでは歩きスマホに対して厳しい対策がなされており、ニュージャージー州では2012年に歩行中の歩きスマホを禁止する法律が制定され、違反者に対しては罰金が科されます。ハワイ州でも、2017年に道路横断時にスマホやデジタル機器に注視していると15ドルから35ドルの罰金を科す法律が成立しました。

このような背景から、一般人の間でもスマホマナーに対する強い意識が高まっているのかもしれません。

【日本と海外におけるマナー違反の違い】

「日本の常識は海外の非常識」という言葉があるように、文化背景が異なれば守るべきマナーも異なります。

ここでは、日本人がうっかりやってしまいがちなタブーについてご紹介します。

旅行や海外出張などで外国に行く場合には、事前にその国のマナーについて学ぶことが相手の国に対する尊重にもなるでしょう。

・鼻をすする

日本では人前で鼻をかむことに抵抗感がある人が多いですが、欧米では鼻をすする音は非常に嫌悪感を持たれます。

ラーメンやパスタなどの麺類やスープ、お茶を飲むときは特に気をつけましょう。

・レストランで大声で店員を呼ぶ

日本ではレストランで店員さんを呼ぶことは決して失礼には当たりませんが、欧米圏では大声で店員を呼ぶことはまるで召使いを呼ぶような印象になるためご法度です。

テーブルごとに担当者が決まっているため、注文が決まったらアイコンタクトか少し手を挙げて店員を呼ぶようにしましょう。

・身体的特徴を口にする

日本は単一民族国家で、日本人の割合は約98%とされています。
日本では「肌が白い」「痩せている」「小顔」「鼻が高い」といった言葉は誉め言葉として捉えられますが、例えばアメリカやヨーロッパ圏では西洋人、アフリカ系アメリカ人、アラブ人、ヒスパニック系など多くの文化背景を持つ多民族で構成されています。
それにより誉め言葉として言ったつもりでも相手にとってはコンプレックスだったり、反対にけなされていると受け止められたりしてしまうことも。
身体的特徴を話題にすることは控えましょう。

◼️詳細について:

本プレスリリースの内容は、Preplyが運営するブログ

全国で最もマナーが良い都市・悪い都市ランキング!マナー違反の実態は?』

に掲載されています。

詳細はこちら

◼️調査内容詳細:

・自分が住んでいる都市の住民が他の都市よりマナーが悪いと感じていますか?

・自分が住んでいる都市の住民はどの程度頻繁にマナーが悪い行動を取っていますか?

・『マナー違反な行動13項目』を見かける頻度はどのくらいですか?


調査方法:インターネットリサーチ
調査地域 :全国47都道府県 

調査対象 :2~59歳の男女

調査期間 :2024年2月7日2月15日

◼️引用・転載の際のお願い:

調査結果を引用・転載される際には、以下2点のご対応をお願いいたします。

・”「オンライン英会話レッスン Preply」”調べの記載

アンカーテキストでのURL (https://preply.com/ja/blog/manners-ranking-japan/) のリンクの掲載

◼️Preply(プレプリー)について:

Preplyは、世界180カ国で50カ国語を教える32,000人以上の家庭教師と、数十万人の学習者をつなぐオンライン語学学習のマーケットプレイスです。機械学習のアルゴリズムによって生徒と家庭教師をマッチングさせ、選ばれた家庭教師は、学習者の予算、スケジュール、現在の知識に合わせてカスタマイズされたレッスンプランを作成します。

Preplyは2012年にウクライナのKirill Bigai、Serge Lukyanov、Dmytro Voloshynのチームによって設立され、現在、58カ国の国籍からなる400人以上の従業員がいます。米国を拠点に、ヨーロッパ、米国、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの30カ国に従業員がいます。

https://preply.com/ja/


配信元企業:Preply Inc.

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